夜勤なしの介護職場5選！プライベートが充実する日勤のみの職場はココ

介護の仕事には、夜勤のない職場もあります。
「介護の仕事を続けたいけど、夜勤があると子どもの世話ができない」「人手不足で夜勤の回数が増えて、疲労がたまっている。」そのような悩みを抱えている方へ、夜勤のない介護職場について解説します。
この記事では、夜勤のない職場を5つ紹介します。そのほかにも、夜勤のない職場のメリット・デメリットや気になる給与についても解説しているので、夜勤のない職場に移りたい方はぜひ参考にしてください。
本記事を読んで、介護の仕事と家庭を両立できる最適な選択をみつけてください。

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夜勤の無い介護の仕事5つ

なんらかの事情で夜勤の仕事が難しい場合、日勤帯のみの仕事を考えると思います。では、夜勤の無い介護の仕事には、どのような仕事があるでしょうか。
以下の見出しでは、夜勤の無い介護の仕事を5つ紹介します。自分に合った仕事が、きっとあるはずです。

・デイサービス
・デイケア
・訪問介護
・訪問入浴介護
・介護派遣

デイサービス

夜勤のない介護職場と聞くと、デイサービスが真っ先に浮かぶのではないでしょうか。
デイサービスは、在宅で暮らす利用者さんを対象にしている介護保険サービスで、送迎や入浴、食事やレクリエーションなどを提供します。利用時間も決められているため、夜勤はなく残業もほとんどありません。
しかし、例外的に夜勤がある事業所も存在するので、注意が必要です。デイサービス事業所がお泊りデイサービスを展開している場合は、職員も夜勤を勤めなければなりません。
就職を決めるときは、求人情報をしっかり読み込みましょう。

デイケア

デイケアは「通所リハビリテーション」とも呼ばれ、医師の指導のもとで利用者さんにリハビリを提供する施設です。サービスの対象は、リハビリが必要と医師が判断した在宅の高齢者です。利用者さんは、時間になると自宅に帰るため、夜勤はありません。
デイケアでの介護職の仕事は、リハビリの補助とレクリエーションが主になります。ゲームや運動などで身体を動かし、身体機能の向上や利用者さん同士の交流を促します。

訪問介護

訪問介護は利用者さんの自宅に伺い、生活援助や身体介助を提供するサービスです。
一般の方がイメージする介護の仕事は、この訪問介護ではないでしょうか。訪問介護には、生活介助と身体介助があり、体力をつかう身体介助の方が給料はよくなります。
訪問介護の営業時間は日中のみです。そのため、夜勤はありません。しかし、利用者さんの家族が出勤する前など、早い時間に仕事が始まるケースもよくあります。自分の生活スタイルにあっているか、慎重に判断してください。

訪問入浴介護

訪問入浴介護は寝たきりなどで、自宅では入浴できない要介護者に対して、浴槽を自宅に持ち込んで入浴の介護を提供するサービスです。
基本的に介護職員2名と看護師1名でサービスを提供しますが、状態が安定している利用者さんについては、介護職員のみでサービスを提供する場合もあります。
重労働な仕事なのでデイサービスやデイケアに比べると、高い給与が期待できます。

介護派遣

施設で働く場合、当然夜勤の業務があります。しかし、介護の派遣職員であれば、施設の場合でも日勤のみで働けるケースもあります。
派遣職員だと、自分の都合に合わせて働く日数や時間、曜日などを選べます。それは夜勤のある老人ホームなどで働く場合も同様です。
また、介護派遣の雇用主は派遣会社です。そのため、働く場所は派遣会社が探します。そういう理由で「夜勤なし」などの条件を伝えれば、条件にあった職場を派遣会社が探してくれるのです。
そのほかにも働く時間が決められているため、残業がないのもメリットでしょう。サービス残業を求められたら、派遣会社に相談できるのも心強いところです。

夜勤なしの介護職の年収は

介護職場で夜勤がない場合、夜勤のある職場と比べると当然年収は低くなります。
介護職の平均年収は、令和3年度の介護労働実態調査によると4,147,080円とされています。しかし、夜勤のないデイサービスでは、平均の年収は3,338,160円となるようです。
そうは言っても、給与はその事業所での立場や資格の有無でも変わるものです。当然責任ある役職者や資格を持っている場合は給与に考慮されるでしょう。夜勤がないからと言って一概に年収が低いとは限りません。

※参考： 厚生労働省「令和3年介護労働実態調査」

メリット

ここまで夜勤のない介護職場を見てきましたが、ここからは日勤帯だけの介護職場のメリットを紹介します。
夜勤がない介護職場の主なメリットとして、以下の3つがあげられます。

・家庭と仕事を両立しやすい
・規則正しく生活できる
・仕事が長続きしやすい

家庭と仕事を両立しやすい

夜勤がないと、家庭と仕事の両立が格段にやりやすくなります。
夜勤の勤務がある場合、どうしても生活のリズムがほかの家族とズレてきます。特に小さいお子さんがいる家庭だと、お子さんとの生活リズムが合わなければ仕事にも支障が出てくるでしょう。
たとえば、夜勤前に子どもの入浴やご飯の準備で、仮眠をとる暇もありません。また、保育園の送迎や行事への参加なども難しくなると思います。さらに、小さいお子さんは体調を崩しやすいものです。これから夜勤というときに、発熱してしまう場合もあるはずです。
夜勤が無ければ、以上のような悩みから解放されるでしょう。

規則正しく生活できる

日勤帯で働くと、勤務時間は固定されます。そのため、朝起きて夜眠るという、当たり前の生活が送れるのです。
人は夜眠るように出来ています。生活リズムが不規則だと、自律神経やホルモンバランスに悪影響がでるとも言われています。
その点夜勤がない仕事だと、規則正しい生活が可能です。しっかりと体調を整えれば、仕事にもメリハリがつくでしょう。

仕事が長続きしやすい

介護の仕事は、夜勤のない方が長続きします。夜勤がある場合、プライベートの時間が確保しづらくなります。また、不規則な生活リズムは、疲れがとれにくいため身体に不調をきたしやすいのです。
そして人間関係の面でも、日勤帯の仕事のほうが長続きしやすいでしょう。
介護の夜勤は数名体制で業務を行います。そのため、気の合わない人と一緒の勤務になった場合、一晩中二人っきりの状況もあります。その点、夜勤のない職場なら「あの人と夜勤が一緒か」と気に病む必要もありません。
同じ職場を長く続けたいと思うのなら、夜勤なしの職場がオススメです。

デメリット

ここまで夜勤のない職場のメリットを見てきました。しかし、メリットばかりではありません。当然デメリットも存在します。
ここでは、夜勤のない職場のデメリットを解説します。デメリットをしっかりと把握できないと、最適な選択も難しいでしょう。夜勤のない職場のデメリットには、以下の2つがあります。

・夜勤手当がない
・正社員になりにくい

夜勤手当がない

日勤のみの職場は、夜勤のある職場にくらべて収入が減ってしまいます。
夜勤で働いた場合は、法律で定める割り増し賃金や夜勤手当などの支給があります。しかし、日勤のみの職場では、当然そのような手当などはありません。
夜勤のない働き方は多くのメリットがありますが、収入の面ではデメリットと言えるでしょう。

正社員になりにくい

介護施設で働きたいと考えた場合、夜勤ができないと正社員になるのは難しいでしょう。
正社員で日勤のみで働いている方は、たしかにいます。しかし、その枠は非常に少ないと思ってください。
仮に介護施設で夜勤のない仕事に就けたとしても、日勤のシフトしか入れない状況にうしろめたさを感じてしまうものです。さらに、日勤のみの働き方だと、必然的に早朝出勤が多くなります。夜勤も大変ですが、早出出勤が続くのも厳しいものがあります。

夜勤のない介護職場で仕事と家庭を両立しよう【まとめ】

介護の仕事には、訪問介護やデイサービスなど夜勤のない職場が多くあります。また、介護施設でも介護派遣なら、夜勤のない仕事を選べるでしょう。
しかし、夜勤がないと給与が少なくなります。日勤帯のみでも、相談員や責任のある役職者などは、それなりの給与が期待できます。ですが、すぐにでも夜勤から離れたいと考えているのなら、給与が下がるのは、ある程度受け入れましょう。
夜勤をして手当をもらうか、日勤帯のみでプライベートを充実させるか、悩ましいところです。
しかし、子どもの世話などどうしても夜勤が難しい方は、デイサービスなど夜勤が無く残業もあまりない事業所が、仕事と家庭の両立がしやすいと言えるでしょう。
まずはネットで、夜勤のない介護職の求人を調べてみましょう。

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