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介護記録はタブレットで入力する時代が来た?機能や導入のメリットを解説!

「タブレットを介護現場の業務に活かしたい」と考えている介護施設が多いのではないでしょうか。介護分野でも生産性向上やDXが叫ばれるようになり、様々なシステムやツールが導入されるようになりました。そして、その一つがタブレットかもしれません。そこで本記事では、介護分野でのタブレットの活用方法やメリット・デメリット、スマートフォンとの比較について解説します。

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介護現場でのタブレットの活用方法とは
タブレットには実に多くの機能があります。ここでは、タブレットの機能に触れつつ活用方法について解説します。

介護記録を入力できる

タブレットは介護記録が入力できます。導入している介護記録システムと連携すれば、パソコンと同じように介護記録をつけられます。介護記録を手書きでつけている施設・事業所はできませんが、介護記録システムを導入しているのであれば、タブレットとの連携は比較的簡単でしょう。介護記録を手書きでつけている施設・事業所も、介護記録システムと同時にタブレットを導入してもよいかもしれません。パソコンの台数を増やすよりも安い価格で導入できることも魅力的です。介護記録を入力するためにパソコンを取り合うこともなくなりますよ。

介護記録やスケジュールを確認できる

介護記録やスケジュールの確認にも使えます。タブレットで介護記録を入力できるということは、パソコンと同じ操作ができるということです。ミーティング中も過去の介護記録やスケジュールを簡単に確認できます。前述の介護記録の入力もあわせると、タブレットの導入は一石二鳥どころか一石三鳥と言えるのではないでしょうか。

写真撮影もできる

タブレットは写真撮影もできます。一般的なタブレットとしての機能もあるため、写真撮影ができることは当然です。iPadをお持ちの方なら、タブレットでの写真撮影もイメージしやすいかもしれません。「写真撮影ならデジカメで十分!」と思われるかもしれませんが、デジタルカメラを介護現場に置いておく介護施設はまずないでしょう。後ほど詳しく解説しますが、タブレットは介護職員室ではなく、介護現場での使用が考えられます。利用者の素敵な笑顔を逃さずに、その場にあるタブレットで撮影できることは大きなメリットです。
ここまで、介護現場でのタブレットの活用方法について解説してきました。次章では、タブレットの導入によるメリットとデメリットについて解説します。

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介護現場でタブレットを使うメリットとデメリット
タブレットはパソコンと違い持ち運びが簡単です。ここで解説するタブレットを導入したときのメリットとデメリットも、持ち運べることが関係しています。

その場で介護記録の入力や確認ができる!

介護現場でタブレットを使うメリットは、介護職員室にあるパソコンを使わなくても介護記録の入力や確認ができることです。なぜなら、介護現場で介護記録の入力や確認ができることは、業務効率化につながるからです。先ほどもタブレットの活用方法について解説しましたが、一番のメリットは業務効率化と言えます。持ち運びができて介護現場でタブレットを使えることは、利用者の見守りが疎かにならない範囲で介護記録の入力や確認ができます。介護記録の入力や確認の時間をあえて作る必要がないのです。また、介護現場で気づいたことをすぐに入力できます。あとになって「何だったかな?」と思い出せなくて困る必要もありません。つまり、介護現場にタブレットを導入するメリットは業務効率化なのです。

紛失や破損という管理面の不安も…

介護現場でタブレットを使うデメリットは、管理が大変であることです。なぜなら、メリットと同じように持ち運べることで、紛失や破損がしやすくなるからです。デスクトップ型パソコンのように動かせないのであれば、紛失や破損もまずないでしょう。しかし、タブレットには持ち運べるという便利さがあるがために、紛失してしまうリスクが発生してしまうのです。また、手から滑って落としてしまうこともあるため破損もしやすいでしょう。そして、それらを防ごうとすると厳しい管理が必要になってしまうのです。
ここでは、タブレットを導入したときのメリット・デメリットについて解説しました。次章ではタブレットと同じように便利であるスマートフォンとの比較をします。
タブレットとスマホはどっちがよいのか?
スマートフォンは、タブレットと同じように介護記録の入力や確認ができる便利なツールです。実際に介護現場でどちらを導入するか悩まれている事業所・施設もあるようです。最後は両ツールを比較して優れている点を二つずつ解説します。

タブレットのほうが画面が大きく入力しやすい

タブレットのほうが優れている点の一つ目は、スマートフォンより画面が大きいことです。画面の大きさは、見やすさと入力のしやすさに比例します。画面が大きく操作がしやすいため、入力画面にたどり着きやすく入力もしやすいのです。また、利用者情報や介護記録を確認したいときも、画面が大きいためサッと簡単に見られることもメリットでしょう。「スマホは日頃から使っているから、スマホのほうが入力しやすい!」と思われるかもしれません。確かに、タブレットよりもスマートフォンのほうが使い慣れている方が多いでしょう。しかし、私的なメールとは違い、介護現場で入力するのは介護記録です。時には数十件も入力する介護記録を、あの小さい画面を見ながら入力することは難しいでしょう。つまり、見やすさと入力のしやすさでは、タブレットのほうが優れていると言えるのです。

タブレットならご家族に見せやすい

タブレットのほうが優れている点の二つ目は、利用者のご家族に対応するときでも使いやすい点です。なぜなら、画面が大きく様々な情報を見ていただきやすいからです。ご家族が来所されたときに、利用者の情報をすべて紙に印刷して対応すれば支障は出ないでしょう。ただ、話の中で追加の情報を提示したいときに、タブレットなら紙に印刷しないで簡単に情報を見ていただけます。同じようにイベントや普段の様子の写真も見ていただけるでしょう。また、急なご家族の来所にも、タブレットがあれば十分対応できます。つまり、タブレットはご家族対応に十分に力を発揮できるツールなのです。

初期費用や維持費はスマホのほうが安い

ここからは、スマートフォンの優れている点について解説します。スマートフォンのほうが優れている点の一つ目は、費用が安いことです。購入とレンタルのどちらもスマートフォンのほうが安くなっています。予算額いっぱいまで費用を使うなら、スマートフォンのほうが多くの台数をそろえられます。また、施設内のスタッフ間の連絡用としてインカムの導入を検討しているなら、電話としても使えるスマートフォンの導入も考えられるでしょう。つまり、スマートフォンは業務効率化と費用削減の両方がかなえられるツールなのです。

スマホは持ち運びが簡単

スマートフォンのほうが優れている理由の二つ目は持ち運びのしやすさです。タブレットも持ち運びがしやすいですが、明らかにスマートフォンのほうが持ち運びがしやすいと言えます。タブレットを持ち運ぶには、どうしても片手がふさがってしまいます。一方、スマートフォンは上着やズボンのポケットにも入れられるため、両手がふさがることはありません。持ち運びのしやすさは紛失と破損のリスクにつながることもありますが、ひっきりなしに移動する介護職にとっては、持ち運びのしやすさは大きなメリットと言えます。

介護現場へタブレットを導入して業務効率化を進めよう!

介護現場でのタブレットは、介護記録の入力やスケジュールの確認などに使えます。メリットは介護現場で使えるため業務効率化に役立つこと、デメリットは持ち運べるため紛失や破損のリスクがあることです。また、タブレットはスマートフォンよりも介護記録を入力しやすいだけではなく、利用者のご家族に対応するときのツールとしても使いやすいと言えます。ただ、スマートフォンのほうが費用が安く持ち運びが便利です。介護現場にタブレットを導入して、一気に業務効率化を進めましょう。

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