介護の転職ノウハウ

介護職で転職を繰り返す理由と対策:転職のメリット、デメリット

数ある介護職の職場で、今以上の環境があるかもしれない。そんな転職の後押しをするために、内定後の流れについてご説明します。

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介護転職を繰り返してしまう理由

介護職で転職をすると言うことは、筆者の経験上そこまで珍しいことでもありません。しかし、転職したくない人もいるかと思います。今回は、何度も転職を繰り返してしまう方に向けて、その一助になる内容をお届けします。

聞いていたのと違った

筆者も介護業界で何度か転職を経験してきてますが、転職を繰り返す1つの要因は最初に聞いていたことと内容が変わってくることです。内容は雇用条件だったり勤務時間だったりと、人によっていろいろあります。筆者の場合、給料の基本給を入社数ヶ月後に変更されたり、実際に聞いていた時間には退勤できなかったりと他にも色々な違う点を経験しています。なので、すぐに辞めたりはしませんでしたが、元々求めていた環境とは違う方向に変更されたこともあり転職をしてしまいました。このように、転職を繰り返す原因としてまず最初に上がるのは、聞いていた話と違うことが挙げられます。一般企業もあるかもしれませんが、介護の職場でも平気で行われていることを確認しています。

人間関係が劣悪で病んでしまった

人間関係も、避けようがない転職理由の1つです。入職する前に職場の人間模様などが分かればいいのですが、そればかりは事前に働いて知っていない限りは、難しいことです。職場の人間と関係を築くのは、基本的に入職してから始まります。なので仕事中にわかる価値観の違いや、性格の不一致は仕事をしてみないとわからないものです。この理由も、転職したくなる理由として上がるものです。

自身の主張を強く出してしまう

介護の仕方や、仕事に対する考え方の違いはよくある問題ですが、その自分の意見を強く出してしまう人も、転職しやすい人です。各々考え方はあり、その中で仕事をしているのに自身の主張を強く押し付けられたら、誰でも嫌な気持ちになります。その中で、主張が強くて自身の意見を曲げられない人は、孤立していきます。驚くほど自然に孤立していきます。結果的に、会社内異動か転職という選択肢になってしまうのです。介護はチームプレーなので、価値観を尊重してお互い認め合いながら仕事をすることが必要です。

自身を客観的に見れない

介護の転職だけに限りませんが、自身を客観的に分析できていない人も転職を繰り返す恐れがあります。なぜかと言うと、客観的に分析できていないと言うことは、どのような職場に行けばいいかもわかっていないからです。自分自身を客観的に見て自己分析ができていれば、自ずと行くべき転職先が浮かび上がってきます。この自分を客観的に見て、自分は何を求めているのかをよく考えて見てください。どうすべきかの、答えが見つかるかもしれません。

反省から学べない人

転職を繰り返して疲弊しているにも関わらず、なぜ失敗しているかを考えれない人は、また同じ結果を生み出しやすいです。1度や2度の転職失敗でも、なぜ失敗したのかを反省して次に生かすべきです。そうすることで、いい介護現場に巡り合う可能性が上がります。転職がなぜ失敗したのかなど、冷静に分析して次の転職に繋げてみてください。

介護転職のメリットとデメリット

介護における転職のメリットやデメリットはどのような点にあるのか。この章では、介護転職におけるメリットとデメリットについてご説明していきます。

介護転職のメリット

転職により経験と知識の幅が増える

同じ介護と言っても、最近の介護施設は差別化を図っているところがあり、入所するにしても条件があったりします。それは要介護度であったり、どのような介護が必要かでも変わってきます。筆者の経験している職場だと、パーキンソン病に特化した施設などがあります。その施設は、パーキンソン病の人のみが入所できる施設です。他にも特別養護老人ホームだと、要介護3以上の人しか入所できないという条件があります。このように、介護は多種多様なパターンのものがあるため、1つの施設で働くのもいいですが、経験を積むと言う意味で転職はメリットと言えます。経験した分だけ、求められる人材になれると言う点もメリットです。

収入アップが図れる

必ずと言うわけではありませんが、職場によっては収入がアップすることもあります。実際に筆者もそのような経験がありますし、職場をよく厳選し転職活動をすればその確率はグンと上がります。どの介護施設も、人材が不足している状況はほとんど一緒です。そうなると経験年数が長かったり、人柄の印象がいい人は採用してもらえる確率が上がります。さらに、賃金の交渉なども行うことができるため、転職による収入アップの可能性はあると思います。

転職しやすいのも魅力

介護は転職する人が多いです。理由はいろいろですが、業界全体で転職するのは当たり前な様子があります。金属10年以上などの現場職員も時折いますが、大体が10年以内の職員ばかりです。業界として、転職しやすいのもメリットの1つです。

介護転職のデメリット

同じ地域での転職先がなくなる

転職する際はご自身の自宅から、比較的近いところを選ぶと思います。そのとき、大体の人が前の職場とは違う地域を選ぶことが多いと思いますが、その選択肢が豊富でない場合、転職先は前職の近くになる確率が上がります。その地域で転職を繰り返し過ぎると、転職する場所がなくなるのでデメリットと言えます。

出世しにくくなる

どれだけ仕事を頑張っても、役職につきたいと思っているのであれば数年は勤務する必要があると思います。時折勤務1年未満の人で、役職についている人を見ることはありました。しかし、転職をあまりに繰り返していると「また転職されても困るし…」と、役職を任されにくくなってしまいます。介護業界で、出世したいと考えているのであれば、転職を続けることはデメリットの1つになります。

転職の時に転職理由を聞かれる

筆者も今まで困った面接の質問に、転職理由がありました。これは毎回聞かれます。その時々で理由は変わってきているのですが、本当の理由はネガティブな理由ばかりでした。それを答えてしまうと、採用しても転職してしまう可能性を意識されてしまうため、デメリットとしてあげました。転職したい理由で、将来の具体的な目標をイメージして伝えれる場合は別ですが、そうでない場合はデメリットになってくる内容です。

まとめ

介護業界は転職する人が多いです。それは筆者自身の経験上そう感じますし、何より辞めていく人が多いです。筆者が指導する立場になった時、指導していた男性職員に「もうついていけません」と言われたことがあります。そのかたは未経験で、あと少しで3ヶ月目の方でした。このように、介護業界は入職するのは簡単と言われますが、その後の時間で続くかどうかが分かれやすい仕事です。継続して続けられる人は、この業界の特殊性もあり意外に少ないのです。なので、働きやすい介護現場に転職する人もいれば、続けるのが困難と知り別の業界に行く人もいます。本記事は、転職を繰り返してしまう人に向けて、その理由を考えて考察する1記事になれればと思いまとめました。読んでいただきありがとうございました。

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