介護の仕事内容

介護職の平均勤務時間は?夜勤やシフト制についても詳しく解説

介護施設の管理栄養士は、食と医療の専門的な知識をもち、栄養から体をケアするエキスパート。そんな食の専門職である管理栄養士はどれほどのお給料か気になりますよね。また、介護施設の管理栄養士の仕事内容もあわせてまとめてみましたのでぜひ最後まで読んでみて下さい。

求人を紹介してもらう

介護職の勤務時間はどのくらい?

介護職が活躍する職場は、特別養護老人ホームや介護老人保健施設などの介護施設、訪問介護事業所、デイサービス、グループホームなどさまざまです。そのため、介護職の勤務時間は、勤務先の介護施設・介護事業所によって異なります。ここからは、介護施設・介護事業所の種別形態別の、介護職の勤務時間の一例をご紹介します。

介護施設・グループホーム

特別養護老人ホームや介護老人保健施設、グループホームなど、24時間体制で利用者様の見守りを行う介護施設では、夜勤を含むシフト制勤務が基本です。そのため、日勤・夜勤・早出・遅出など、さまざまな勤務時間で働くことが求められます。介護施設で働く介護職の勤務時間の一例は以下の通りです。

【勤務時間の一例】

日勤朝9時~夕方18時(8時間勤務・休憩1時間)
夜勤夕方16時~翌朝10時(16時間勤務・休憩2時間)
早出朝7時~夕方16時(8時間勤務・休憩1時間)
遅出朝11時~夜20時(8時間勤務・休憩1時間)

訪問介護事業所

訪問介護事業所では、「朝9時〜10時までの1時間」「夕方13時〜14時の1時間」など、決められた時間帯に利用者様の自宅を訪問し、介護サービスを行います。最近では「定期巡回随時訪問介護看護」という、24時間体制で利用者様の見守りや安否確認、必要な介護サービスを提供する事業も増えています。訪問介護には日勤のみの事業所と夜勤を含む事業所の2つがあり、それぞれの勤務時間の一例は以下の通りです。

【勤務時間の一例(日勤のみの場合)】

日勤朝9時~夕方18時(8時間勤務・休憩1時間)

【勤務時間の一例(夜勤を含む場合)】

日勤朝9時~夕方18時(8時間勤務・休憩1時間)
夜勤夕方16時~翌朝10時(16時間勤務・休憩2時間)
早出朝7時~夕方16時(8時間勤務・休憩1時間)
遅出朝11時~夜20時(8時間勤務・休憩1時間)

デイサービス

デイサービスは普段、在宅生活を送っている利用者様が通いで利用する介護サービスです。日中のみ、利用者様に必要な介護サービスを提供するため、基本的には夜勤がありません。デイサービスの勤務時間の一例は、以下の通りです。

【勤務時間の一例】

日勤朝9時~夕方18時(8時間勤務・休憩1時間)

介護職の夜勤には「2交代制」と「3交代制」の2つがある

特別養護老人ホームや介護老人保健施設、グループホーム、定期巡回随時訪問介護看護など、24時間体制で介護サービスを提供する介護施設は多くあります。基本的に、これらの介護施設では介護職に夜勤に入ることが求められます。しかし、介護職の夜勤には「2交代制」と「3交代制」の2つがあるのをご存知でしょうか。勤め先の介護施設が「2交代制」と「3交代制」のどちらの方式を導入しているかによって、勤務時間が異なります。ここからは、「2交代制夜勤」と「3交代制夜勤」のそれぞれの勤務時間の一例をご紹介します。

2交代制夜勤

2交代制夜勤は、日勤スタッフと夜勤スタッフの2者が交代で入る勤務形態です。しかし、それだけでは人員が足りないため、早出職員や遅出職員が入り、それぞれの業務の補助を行います。2交代制夜勤の勤務時間の一例は以下の通りです。

【勤務時間の一例】

日勤朝9時~夕方18時(8時間勤務・休憩1時間)
夜勤夕方16時~翌朝10時(16時間勤務・休憩2時間)
早出朝7時~夕方16時(8時間勤務・休憩1時間)
遅出朝11時~夜20時(8時間勤務・休憩1時間)

3交代勤務

3交代制夜勤は、2交代夜勤のように「16時間勤務」という長時間の拘束がありません。準夜勤スタッフと深夜勤スタッフが交代で入り、それぞれ8時間勤務で帰宅します。3交代制夜勤も夜勤者だけでは人員が足りないため、早出職員や遅出職員が入り、それぞれの業務の補助を行います。3交代夜勤の一例は以下の通りです。

【勤務時間の一例】

日勤朝8時~夕方17時(8時間勤務・休憩1時間)
準夜勤夕方16時~深夜1時(8時間勤務・休憩1時間)
深夜勤深夜0時~朝9時(8時間勤務・休憩1時間)
早出朝6時~夕方15時(8時間勤務・休憩1時間)
遅出昼12時~夜21時(8時間勤務・休憩1時間)

介護職の働き方である「シフト制」とは?

介護施設・介護事業所で多く取り入れられている「シフト制」とは、24時間体制で利用者様の介護や見守りが行えるよう、組み込まれた勤務表のことです。2交代制夜勤を導入している介護施設のシフト表の一例は以下の通りです。

【介護職A】
1日(月):早番
2日(火):夜勤
3日(水):非番
4日(木):休み
5日(金):休み
6日(土):夜勤
7日(日):非番

【介護職B】
1日(月):休み
2日(火):早番
3日(水):夜勤
4日(木):非番
5日(金):休み
6日(土):遅番
7日(日):早番

【介護職C】
1日(月):日勤
2日(火):休み
3日(水):早番
4日(木):夜勤
5日(金):非番
6日(土):休み
7日(日):日勤

不規則勤務ですが、労働基準法が定める労働日数に基づいて労働日・休日数を設定しているため、「年間労働日数260日」「年間休日数105日」であることが一般的です。また、勤務表に記載がなくても、人手不足を補うために残業をお願いされるケースも多くあります。

介護職の勤務時間・勤務日数が不規則なことのメリット

介護職の勤務時間や勤務日数は、デイサービスや日勤スタッフでない限り、かなり不規則です。しかし、不規則勤務であるがゆえのメリットも豊富にあります。介護職の勤務時間・勤務日数が不規則なことのメリットは以下の通りです。

・「夜勤手当」による給料アップが目指せる
・2交代制夜勤の場合、「非番」と「休み」があるため、勤務日数が少なくなる
・土日、祝日、連休などの人混みを避けて外出できる

不規則勤務の最大のメリットは、土日や祝日、連休などの人混みを避け、静かな平日に外出が楽しめることです。買い物でも、レジが混んでいないため、スムーズに必要な物を購入することができます。
また、夜勤1回につき、「3,000円〜8,000円」の夜勤手当がつきます。そのため、夜勤に入る日数を増やすことで、給料アップを目指すことができるのです。また、2交代制夜勤の夜勤では1回の夜勤の拘束時間が「16時間」と長いため、翌朝の「非番」と翌々日の「公休」の2連休がとれます。不規則勤務に慣れてしまうと、平日のフルタイム勤務が逆に「キツイ」と感じる方も多いようです。

介護職の勤務時間・勤務日数が不規則なことのデメリット

介護職の勤務時間・勤務日数が不規則なことには、メリットばかりではありません。不規則勤務ゆえのデメリットもいくつかあります。介護職の勤務時間・勤務日数が不規則なことのデメリットは以下の通りです。

・生活リズムが乱れ、体調を崩しやすい
・家族や友人、恋人との予定が合いにくい
・寝不足や疲労により、介護事故やヒヤリハットを起こすリスクが高くなる

日勤や夜勤、早出、遅出などの不規則勤務を長く続けていると、疲れが溜まってきたり、寝不足状態になったりしてしまいます。また、生活リズムが乱れることや仕事でのストレスなどから、免疫力が低下し、体調を崩しやすくなることも特徴です。疲れやストレス、寝不足などの要因から、介護事故を起こしたり、ヒヤリハット報告書の記載につながるようなアクシデントを起こしたりということも。そのため、夜勤を含む不規則勤務が自分に合わないと感じたら、すぐに直属の上司に相談することが大切です。

まとめ 自分に合った条件の求人を選ぶことが重要

介護施設・介護事業所の多くは、24時間体制で利用者様の介護や見守りを行っていることが現状です。そのため、介護求人は「夜勤に入れる方歓迎」「早出・遅出などの短時間勤務可」などの条件がついているものが多い傾向にあります。自分自身の体調や希望条件に合った職場選びをすることが最も重要です

「ミラクス介護」では、あなたの転職活動を求人紹介から入職決定まですべて無料でサポートさせていただきます。

ミラクス介護とは?

ミラクス介護の特徴

  • 介護業界では最大級の求人数を保有しています。
  • 介護の専門知識を有するコンサルタントがサポート。

「ミラクス介護」に登録するメリット

  • 求人情報には載っていない、評判や施設情報を提供します。
  • 無料で履歴書・職務経歴書を添削します。
  • 無料で面接対策をサポートします。
  • 登録した方限定で、ご案内可能な求人があります。

上記の特徴のようにあなたの転職を全力でサポートさせていただきます!

伺った希望条件からピッタリの求人をピックアップすることやお給料・勤務時間などの待遇面の交渉などをあなたに代わって、弊社のコンサルタントが行います。きっとあなたが希望するお仕事を見つけることができます。

ご相談をお待ちしております!

ミラクス介護 無料登録