介護のスキルアップ

【2023年最新版】私は作業療法士になる!おススメ【勉強法】を解説!

この記事は作業療法士養成校の入学試験対策から国家試験の合格までの【勉強法】を解説した記事です。以下が概要になります。

・養成校の入学試験対策は学校分析と自己分析を行い、学習計画を逆算して立てる。
・クラスメイトと仲良くなることで、入学後の試験対策が円滑になる。
・国家試験の勉強法は教科書、過去問、解説書、動画など。学校の方針を参考にする。
・勉強内容は「人体の部位などを暗記し、人体の仕組みを解説する」暗記と理解が重要。

他にも、国家試験の概要や理学療法士と作業療法士の国家試験はどっちが難しいなどのトピックスも加えています。この記事は「作業療法士になるための勉強法」に役立つ情報をお伝えすることを目的としています。最初に作業療法士とは?について簡単に解説します。

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【復習】作業療法士とは

作業療法士とは、理学療法士及び作業療法士法で定められている、リハビリ系の国家資格保有者のことです。医療・介護・福祉の分野で必要とされる職業になります。作業療法士の資格を取得するためには、指定養成校の卒業見込みが必要です。卒業には医療系の勉強や実習に合格しなければなりません。次に、養成校の種類から入学するための試験対策まで詳しく解説します。

養成校入学時の試験対策

国公立及び私立大学入学への試験対策

作業療法士の受験資格が得られる国公立大学は京都大学、名古屋大学、北海道大学、群馬大学、金沢大学などがあります。これらの国公立大を受験する場合、大学入学共通テストと2次試験の両方をクリアする必要があります。受験戦略を立てることが、重要です次の項目をご覧ください。

・自分の学力と志望校の難易度を知る
自身の学力分析と大学入学難易度(偏差値)を知ることから始まります。大学によって、入試科目と範囲が違うので、自分の苦手分野等を知っておくことで、受験合格に近い国公立大はどこか知ることができます。

・学習量と学習内容の決定し、学習計画を立てる
次に、学習計画を立てるため、学習内容と学習量の目安を設定します。必要なことは自分自身の暗記力や読解力などを正確に分析することです。例えば、英単語200を覚えるのに〇〇日かかる。合格するためには、英単語3000を覚える必要がある。逆算して、〇〇時間の学習時間が必要と自己分析できます。また、過去問を解くなどして、自分の苦手・得意分野を知ることも重要です。志望校の情報を収集し、合格ラインを確認。苦手・得意分野との相性を見極めます。その上で、効率よく学習する計画を立てましょう。

専門学校入学への試験対策

専門学校の入学試験対策も基本的には、前の項目と同じです。しかし、専門学校の場合は面接及び小論文のみの社会人入試やAO入試を設けている場合もあります。うまく活用しましょう。

面接対策

専門学校も大学も対人援助職である作業療法士の学生選抜には、面接を重要視します。よって、面接対策はとても大切です。自分自身の過去を振り返り、以下のなぜを繰り返して下さい。

・なぜ自分は作業療法士になりたいのか?
・なぜ、作業療法士でなければならないのか?
・なぜ、他のリハビリ職種ではダメなのか?
・将来は作業療法士になって、何をしたいのか?

自分と作業療法になりたい過去の出来事。そして未来を繰り返し問うことで、面接対策が可能になります。

【最重要】入学前に学んでおくこと「調和」

養成校入学後は骨を200個近く覚えることや筋肉の暗記。また、作業療法の歴史や概念(がいねん)など様々なことを学びます。一般的には生物学や勉強法を確立しておくことが必要です。しかし、それよりも大事なことがあります。それは「仲間との調和」です。試験対策は先輩やクラスメイトから情報を得ることができる場合もあります。その情報がある・ないでは試験対策も雲泥の差です。また、学校生活に馴染めないと、学習も精神的に厳しくなります。入学前に初対面の人と仲良くなるため趣味を持つなど、自分なりに人と仲良くなる方法を模索するのも重要なことです。

入学後に進級するにはどんな勉強方法が良いか

養成校に入学後は人体の仕組みや名前、病気の特徴、病気の症状と生活上の注意点、病気から回復を促進するための方法、社会福祉サービスや福祉用品、福祉用品の活用法などを学びます。基本的には暗記が中心で、暗記したことを人体の仕組みと合わせて説明することで、理解が促進して記憶が定着します。例えば、腕の骨は「上腕骨」と言いますが、上腕骨は三角筋(肩の筋肉)が収縮(神経と筋肉が働く)ことで、動く!など、暗記から理解に繋げることが、試験に合格する近道です。

国家試験に合格するための勉強法

 勉強方法は各養成校によって、推奨する勉強法があると思います。教科書ベース、過去問ベース、配付スライドベースなどです。どれも間違いではないので、自分に合った勉強法を探すことが大切といえます。

・教科書ベース:基本が身につきやすく、応用が効く。試験傾向は把握しにくい
・過去問ベース:試験の傾向が把握しやすく、ポイントを絞って勉強ができる
・配布スライドベース:教科書をまとめた資料で、見直し学習に最適
・解説動画:理解しにくい仕組みなどは文章より動画のほうが良い場合もある
・国家試験問題集:解説記事ものっているので、重要な箇所を勉強できる

基本的には、これらの学習を組み合わせ、クラスメイトに自分なりの解説が出来れば、理解まで学習が進んでいるとみてよいでしょう。

作業療法士国家試験の概要

・作業療法士国家試験の試験日:2月中旬の日曜日
・作業療法士国家試験の日程(午前):試験問題100問 09時50分~12時30分
・作業療法士国家試験の日程(午後):試験問題100問 14時20分~17時00分
・作業療法士国家試験の解答方法:マークシート解答
・作業療法士国家試験の会場:北海道、宮城、東京、大阪、香川、福岡、沖縄
・作業療法士国家試験の合格発表:3月後半
・作業療法士国家試験の解答速報:試験終了後、模試実施各社から速報解答あり
・作業療法士国家試験の受験資格:養成校にて必要な知識・技術(単位)を取得した者
・受験手続:受験願書(養成校にて配布)、写真※養成校ガイダンスに従って下さい。
・作業療法士国家試験の試験科目:共通一般問題及び専門問題

作業療法士国家試験は毎年2月の中頃に1日かけて実施されます。試験は100問を午前と午後に分かれて実施され、解答はマークシート形式です。試験会場や受験手続は養成校のガイダンスに従っていれば大丈夫です。試験中は寒いので、防寒対策を心がけることや2週間前から人混みを避けるなど、体調管理にも万全をきして下さい。

理学療法士と作業療法士はどっちの試験が難しい?

理学療法士と作業療法士の試験難易度は同程度と考えて良いです。なぜなら、解剖、生理学、病理学などの一般共通問題は一緒ですし、合格率も同じ程度です。よって、試験の難易度は同程度と考え差し支えないでしょう。ただし、作業療法は精神科分野、理学療法は基本動作の運動学的解釈など専門分野毎の対策は別々です。

業療法士は理系と文系どっちが向いている?

結論は理系・文系共に「暗記と理解力」が重要といえます。理系が必要なのは、運動学の物理の問題や義肢装具学の一部の問題です。暗記から人体や病気の仕組み、回復の仕組みを理解することが問われます。よって、どちらが良いというのはありません。

まとめ

・療法士になるには、養成校の卒業が必要
・国公立大等の難関大学は大学分析と自己分析を行い、学習計画を逆算して立てる。
・クラスメイトとの「調和」が入学後の試験対策に重要
・国家試験の勉強法は教科書、過去問、解説書、動画などがある。

今回の記事は以上です。最後に、ミラクス介護では、作業療法士が働く介護業界の求人も多数ございます。魅力的な求人案件など、こちらのリンクからご覧ください。

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