介護の悩み

快適な夜勤明けの過ごし方

介護施設で夜勤をして、その明けの日は実質休みのようなもの!この明けの日と、次の休みの日を合わせて充実した休み方を現役の介護士が発信します。

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介護施設の夜勤

介護士として仕事をやるメリットは、従事している人によって色々あります。その中で、今回取り上げるメリットが夜勤明けの時間です。
仕事を終えた達成感もそうですし、何より暗い夜を1人もしくは2人で乗り越えてからの解放感はすごくいいものです。
今回の記事では、いろいろな介護施設の夜勤の紹介、そして夜勤明けの過ごし方を体験談も含めて記事にしていきます。
ぜひご参考にしてみてください。

さまざまな施設の夜勤

介護施設の夜勤と言っても色々あります。今回は施設ごとの夜勤の特徴について説明していきます。

特別養護老人ホーム(介護老人福祉施設)

特別養護老人ホーム、略して特養では要介護3以上のご利用者様が入居されています。
この条件を満たしている人がほとんどですので、生活全般への援助が必要なご利用者様が大半を占めてらっしゃいます。勤務する職員は、施設にもよりますが基本複数人で行います。ですが、施設によっては1人で行うこともあり、そのような施設は稀なケースです。
筆者の時は、1フロア40人で、1人で受け持つのは20人のみでした。
初見の人からしたら、20人多いと感じるかもしれませんが、意外に問題なく介護はできます。

介護老人保健施設

介護老人保健施設、一般的に老健という施設です。この施設は要介護認定を受けた方に医療ケアやリハビリを行う施設です。病院から自宅へ戻るまでの準備をする施設とも言えます。在宅復帰を意識している分、自立度も高いです。

老健は、施設の構造や作りが色々あり職員の配置が施設によって異なるのも特徴です。大体の施設では複数人の職員配置を行っており、看護師の配置もしているので医療の面で指示を受けることもできやすい環境です。

有料老人ホーム

有料老人ホームはさまざまなコンセプトで作られた施設があり、特養や老健に比べるとさまざまな介護度のご利用者様がいらっしゃいます。
その特徴もあり、業務内容も施設により大きく異なります。介護付き有料老人ホームは介護に重きを置いていますが、住宅型や健康型有料老人ホームなどは自立度の高い人が多いです。
そのため、介護の量が少ないため夜勤の場合でも職員の負担は特養や老健に比べて少ないことが多く、見守り中心になるところがほとんどです。

訪問介護

前述では施設のみお伝えしてきましたが、訪問介護にも夜勤はあります。定期巡回といい、一定の時間で訪問することを決められたサービスです。

訪問介護では、自宅で一人暮らしの方や家族が夜間いない人などに対して夜間の訪問を行なっています。介護度は基本的に高い方が多いです。
自立しているのであれば、トイレなどはご自身で行くことができるため、夜勤に関しては要介護度の高い人の利用が多かったです。

訪問介護の夜勤は、移動範囲が施設に比べて広いためその点で疲弊度が増す仕事ではあります。
また移動は場合によって車を使用するため、人によっては運転で疲弊する可能性があります。移動距離の疲労度は、施設と比べると大変なものでした。

夜勤明けの過ごし方は夜勤次第

夜勤次第で、夜勤明けの過ごし方は大きく変わってきます。
先に説明しましたが、施設によって働き方や疲労感、介護度も違うためそれぞれ仕事の終わり方が違います。

また入居するご利用者様によるところも大きいため、この施設がベストであるということも強く言えません。さらに言うと、どの業態が読者様に適しているかもその人がどこに重きを置くかで変わってきます。

体験談ですが、私は訪問介護の夜勤が性に合っておらず、特養の夜勤が勤務しやすかったです。
もちろん楽というわけではありません。
吐血したご利用者様がいた時は、その方の対応で他のご利用者様への対応ができないため四苦八苦しました。

今となってはいい経験ですが、それなりに苦労はしました。なので、夜勤明けの過ごし方はどの夜勤で、どのような夜勤だったかによって大きく変わります。夜勤明けを充実させるには、事故を起こさず無事でいて元気に夜勤を終えることが絶対条件です。

夜勤明けの過ごし方

ここからは、夜勤明けの過ごし方についてお伝えします。

まず結論からお伝えすると、夜勤明けの過ごし方は人によってそれぞれです。家庭がある方だと、夜勤明けにお子さんの学校の保護者会に行ったり、催し物に参加する人もいます。その点で言うと、独身者の方が有意義な過ごし方をしていると思います。詳しく書いていきます。

買い物に出かける

夜勤明けの勤務が終わる時間帯は午前10時頃が多いです。そのため、仕事終わりに買い物に行く人もいます。日勤や遅番の後だとお店が閉まっていたりしますが、夜勤明けだとお店が開く時なので買い物に行くのもいいですね。

運動をする

夜勤明けにジムに行って体を鍛えると言う選択肢の人もいました。まだ体に余力がある人は、ジムに行ってやや体を動かして家で思いっきり休む。そういう時間の使い方もあります。

お湯に浸かる

家に帰って、ぬるま湯に浸かりながらゆっくりするのもいいでしょう。知り合いの職員にも、そのような楽しみ方をする職員はいました。夜勤明けのため、くれぐれも誤って湯船で寝てしまうようなことがないようにしましょう。

仮眠をとる

自宅に帰り、仮眠をとると言うのもいいかもしれません。2時間ほどの仮眠をとり、起きてから何かしらの活動をする。

体験談ですが、筆者は3時間寝てから動くと頭と体がすっきりして動きやすいので、夜勤をしている現在もその習慣を続けています。ご自身のちょうどいい入眠時間で取り組んでみてください。

仕事の不満を話す

独身であれば、彼氏か彼女に、家族がいるのであれば、旦那さんか奥さんに仕事の話を聞いてもらうのもいいでしょう。

夜勤明けは、とにかく気分が上がりやすい人が多いです。職員によっては、その上がった気分で夜まで一日遊ぶ人もいるほどです。仕事の話を聞いてもらうのも、有意義な時間の過ごし方といえます。

家事を済ませる

独身でも、家族がいても等しくあるのは家の家事です。家族がいる人なら、寝て起きてから行わなくてもいいように洗濯を干したり、食器を洗って室内をきれいにするのもいいでしょう。家事は最初にやってしまい後をゆっくり過ごすのも有意義ですね。

旅行に出かける

夜勤明けは基本的に次の日が休みです。その夜勤明けに時間を有効活用して、明けの日に旅行に出かける人もいます。職場にキャリーバックで出社し、夜勤を行った後そのまま飛行機や新幹線で旅行へ向かう人も多いです。
もちろん、休みは連休を確保して2泊3日などで休みを満喫するのです。明けの日が旅行だと、仕事にもやる気が出ますので有意義な過ごし方と言えるでしょう。

まとめ

夜勤明けというと、疲れて休む人が多いイメージの人もいるかもしれませんが、実際のところ積極的に時間を使う人が多いです。
シフト制ということの利点を活かして、明けの時間も有意義に活用しています。人により使い方は違うので、あなたに合った時間の使い方をしてみてください。読んでいただきありがとうございました。

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