介護で手荒れに悩む人へ！基本のハンドケアとおすすめハンドクリーム3つを紹介

介護の仕事をしていて、手荒れに悩んでいませんか？
介護の仕事は水仕事が多く、またことあるごとに手洗いをしないといけません。そのために、多くの介護職員が手荒れに悩んでいます。「手荒れがひどくて、仕事に集中できない」「この保湿クリーム、自分にあっているのかな」など、手荒れに悩んでいる方のために、この記事では手荒れ予防の基本やオススメのハンドクリームなどを紹介します。
本記事を参考に手荒れを改善して、しっかりと仕事に集中しましょう。

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手荒れは介護職の宿命？つらくて退職する人も！
手荒れは労災になる？
自分でできる手荒れケア
手荒れにいいクリームの選び方い
水仕事による手荒れにオススメのハンドクリーム4選
【まとめ】介護をがんばるあなたの手を褒めてあげよう！

手荒れは介護職の宿命？つらくて退職する人も！

介護は入浴や排泄ケアなど、水仕事が多い職場です。また、1ケア1手洗いと、ケアが終わるごとの手あらいが推奨されてもいます。特に新型コロナウィルスの蔓延以降は、手洗いにプラスしてアルコール消毒もしないといけません。そのため、多くの介護職員が手荒れに悩んでいて、ひどい方だと赤く腫れあがり絶えずズキズキと痛むのをこらえながら介護を続けています。
手荒れが起こる原因は、主に以下の3つが考えられます。

・皮脂分泌量の減少
・血流低下
・皮膚の乾燥

頻繁な手洗いは手指の皮脂が減り、分泌が追い付かない状態になります。皮脂が減ると皮膚に水分が保てず、乾燥してガサガサになってしまうのです。絶え間ない手指の手洗いと消毒で、多くの介護職員の手はボロボロです。その上、コロナウィルスやノロウィルス等が施設で蔓延すると、普段以上に消毒液を使用する場面が多くなります。そのため、手荒れがひどくなって仕事にも支障をきたし、退職されるケースもあるようです。

手荒れは労災になる？

手荒れが労災と認められるかは、ケースバイケースでしょう。介護の仕事と手荒れの因果関係を証明出来れば、労災が認定される可能性はあります。しかし、手荒れは自宅の掃除や料理など、家事をしていても起こるものです。仕事で症状が起こったと証明するのは、難しいかもしれません。

自分でできる手荒れケア

介護の仕事をしていくうえで、手荒れのケアは欠かせません。日頃からこまめにケアをして、手荒れを防ぎましょう。
以下では、一人でできる手荒れのケアを紹介します。

・水仕事（入浴介助など）は手袋を付けて
・保湿はこまめに行う
・血行促進マッサージをしよう
・熱いお湯は避けよう
・寝ているときも忘れずに

水仕事（入浴介助など）は手袋を付けて

手荒れの原因は、過度な手洗いにより手指の皮脂が少なくなることです。入浴介助も同様で、何度も手に石鹸をつけて利用者さんの身体を洗いますが、それは同時に自分の手も洗っていることになるのです。つまり、利用者さんの介助を行うたびに、自分の手指の皮脂を落としていていることになります。そのため手荒れが気になる方は、入浴介助用の手袋をして介助にあたりましょう。手袋をつけることに、不快感を示す同僚や利用者さんもいるかもしれません。できれば上司に相談して、上司の口から伝えてもらえるのが無難です。

保湿はこまめに行う

手荒れ改善に肝心なのは、こまめな保湿です。手がガサガサになるのは、手の皮脂が少なくなって水分を保てないからです。そのため、十分な保湿が重要になってきます。手荒れ改善のために、まずは乾燥と刺激を防ぎましょう。その上で手指にうるおいを与えてください。水仕事の前に、ハンドクリームや保湿剤を塗るのも効果的です。化粧水やローションなどで潤わすのもいいでしょう。

血行促進マッサージをしよう

手のひらや指を軽くもむマッサージも、効果的です。ハンドクリームや保湿剤などで保湿したさいに、一緒に行いましょう。血行不良も、手荒れの原因の一つです。特に気温が下がる冬の時期は、マッサージで血流を良くしましょう。

熱いお湯は避けよう

なるべく、熱いお湯を手指にかけるのは避けましょう。熱いお湯は、皮脂も流してしまうのです。そのため、入浴で湯船につかるさいも、手指は湯船から出しておきましょう。湯船に浸かるさいは湯加減はぬるま湯で行い、入浴後には保湿も忘れずに塗ってくださいね。

寝ているときもケアを忘れずに

　
眠っているときにも、ハンドケアは大切です。ハンドクリームや保護剤をたっぷり手指に塗り、保湿用手袋を装着して休みましょう。手袋をすれば保湿の効果が増し、手荒れの改善に効果的です。

手荒れにいいクリームの選び方い

手荒れは原因ごとに症状が違うため、手荒れの症状にあったクリームを塗るのが重要です。
手荒れの悩みは大まかに分けて、以下のものに分けられます。

・乾燥やカサカサを改善したい
・手荒れが気になる
・肌が敏感

症状ごとに適したハンドクリームがありますが、どのハンドクリームがあっているか自分で判断するのは難しいかもしれません。一度皮膚科など専門家に相談して、自分の症状に適したハンドクリームについて相談してみましょう。

水仕事による手荒れにオススメのハンドクリーム4選

ここでは、水仕事による手荒れにオススメのハンドクリームを紹介します。水仕事による手荒れ対策なので、皮膚の表面に膜を張って水を寄せ付けないタイプのハンドクリームを選んでみました。

花王atrix（アトリックス）メディケイティッドエクストラクリーム

水仕事をしても落ちにくい膜が、手肌を外部刺激から守ります。のばしやすくべたつかないので、ちょっとした合間にすぐ塗れるのもいいですね。

ヴァセリンオリジナルピュアスキンジェリー

ヴァセリンは1870年に誕生した、世界90ヵ国以上で展開しているスキンケアブランドです。無香料で無着色、防腐剤無添加で手ごろな値段なので、所かまわず遠慮なくたっぷり濡れるのがイイですね。大容量のタイプもあるので、家族で使えて重宝しますよ。

コーセーコエンリッチ薬用エクストラガードハンドクリーム

「水を弾いて、水刺激・乾燥から手肌をまもるコエンザイムQ10配合のハンドクリーム」という触れ込みのハンドクリームを紹介します。「保湿クリーム特有のべたべた感はすぐになくなるが、薄い膜の存在感はたしかにある」と評判です。べたつきがほかのクリームより少ないため、仕事中も使いやすいようです。

ユースキン製薬　ユースキン

ユースキンは、ユースキン制約が50年に渡って製造・販売している製薬会社です。ユースキンにはポンプタイプとチューブタイプがあり、用途によって選べるのがうれしいですね。ドラッグストアで手軽に買えるのも、ありがたいです。塗布すれば香りが無くなるので、遠慮なく使えます。値段もリーズナブルなのも安心ですね。

【まとめ】介護をがんばるあなたの手を褒めてあげよう！

介護の仕事は、オムツ交換や入浴介助、さまざまな道具の洗浄など、水を使う仕事がたくさんあります。また、1ケア1手洗いの励行やコロナウィルス対策などで、手洗いや手指消毒がふえたのも、手荒れに拍車をかけています。手荒れ対策には、なるべく水やお湯に手を付けないことと、手指の保湿が重要です。なるべく水仕事は手袋を着用して、小まめに手指の保湿を行いましょう。しっかりと手指のケアを行えば、手荒れを気にせず仕事に集中できる日が来ますよ。こまめな保湿を、地道に続けましょう。

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