デイサービスのスケジュールが知りたい！自分に合った職場を探そう！

デイサービスのスケジュールは、どこも似たり寄ったりだと思っていませんか。実は、デイサービスと言ってもいろいろな種類があり、それぞれスケジュールも違います。「レクリエーションが得意なので、デイサービスで働きたい」と思っていても、レクリエーションがないデイサービスもあるのです。
この記事では、デイサービスの種類やそのスケジュールについて解説します。本記事に最後まで目を通せば、あなたの力を活かせるデイサービスが見つかるでしょう。

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デイサービスの種類
デイサービスの種類ごとのスケジュール
【まとめ】自分にあったデイサービスを見つけよう

デイサービスの種類

デイサービスでは、食事や入浴、レクリエーションなどのサービスを提供します。しかし中には、リハビリに重点をおいたものといった、ある分野に特化したデイサービスもあります。
ここでは、特に代表的なデイサービスの種類を見ていきましょう。

・一般的なデイサービス
・～リハビリ特化型デイサービス
・認知症対応型デイサービス

一般的なデイサービス

デイサービスは利用者の心身の機能維持や、ご家族の負担の軽減などを図るために提供されるサービスです。特に重要なのは、利用者さんの社会的孤立の解消でしょう。要介護の方にとって、とにかく外出の機会を作るのが重要です。そのために多くの事業所が、利用者が楽しく充実した一日を過ごせるように工夫しています。

リハビリ特化型デイサービス

リハビリ特化型デイサービスは、その名のとおりリハビリに特化したデイサービスです。リハビリを通して、介護予防につなげるのを目標とします。厚生労働省の介護予防マニュアルによると、介護予防とは”「要介護状態の発生をできる限り防ぐ（遅らせる）こと、そして要介護状態にあってもその悪化をできる限り防ぐこと、さらには軽減を目指すこと」”とされています。リハビリ特化型デイサービスは、利用者がいつまでも自宅で過ごせるように、介護予防を重点としたデイサービスといえるでしょう。リハビリ特化型サービスでは一日利用のほかに、3時間程度でスケジュールが組まれているサービスもあります。

※参考：厚生労働省「介護予防マニュアル」

認知症対応型デイサービス

認知症対応型デイサービスは、要介護状態で認知症を患っている方が対象のデイサービスで、認知症の専門的ケアを受けられるのが特徴です。多くの認知症の方は、大勢の中で活動するのが苦手で、大きな音などへも敏感になります。さらに、相手の話や説明を理解するにも、時間がかかってしまう方が多いのです。そのような特徴を踏まえて認知症対応型デイサービスでは、少人数で余裕をもったプログラムになっています。また、コミュニケーションに特に力を入れているのも、ほかのデイサービスにはない特徴です。

デイサービスの種類ごとのスケジュール

デイサービスといっても、さまざまな種類があります。当然、種類ごとにそのスケジュールは違ってきます。

・ここでは、デイサービスの種類ごとにスケジュールを紹介します。
・一般的なデイサービス（1日型・総合デイ）のスケジュール
・リハビリ特化型デイサービス（半日）のスケジュール
・～リハビリ特化型デイサービス（一日）のスケジュール
・認知症対応型デイサービスのスケジュール

一般的なデイサービス（1日型・総合デイ）のスケジュール

一般的なデイサービス（一日型・総合デイ）のスケジュールです。一般的なデイサービスでは、利用者さんにいかにしてデイサービスまで来ていただくかが、大きなポイントになります。そのため、利用者さんに楽しんでもらえる内容のスケジュールになっています。

時間	コース内容
9：00～	お迎えスタッフがご自宅までお迎え
9：45～	到着後に健康チェック（血圧や脈拍、体温などの測定を行い、体調を確認する）入浴開始
10：00～11：00	集団体操個別リハビリ
11：40～	口腔体操
12：00～	食事
13：00～14：00	午睡レクリエーション（トランプ等）
14：00～14：30	集団体操
14：30～	レクリエーション（手工芸・民謡）
15：00～	おやつ
15：30～	レクリエーション（カラオケ・DVD鑑賞）
16：30～	ご帰宅（スタッフがご自宅までお送りする）

リハビリ特化型デイサービス（半日）のスケジュール

リハビリ特化型デイサービス（半日）の利用者さんは、「身体を動かしたい」との意欲のある方が多いようです。そのため、レクリエーションなどではなく、運動やリハビリを中心としたスケジュールになります。

時間	コース内容
9：00～	お迎え（スタッフがご自宅までお迎え）
9：30～	到着後に健康チェック（血圧や脈拍、体温などの測定を行い、体調を確認する）
9：45～	リハビリ・マッサージ、入浴
12：00～	昼食
13：00～	リハビリ・マッサージ、入浴
15：00～	おやつ
15：30～	整理体操
16：15～	運動メニュー終了後、再び健康チェック
16：30～	ご帰宅（スタッフがご自宅までお送りする）

～リハビリ特化型デイサービス（一日）のスケジュール

基本は半日コースと一緒ですが、希望者には入浴サービスも提供します。おやつや昼食があり、そのほかはリハビリ中心となります。1日コースより半日コースの方が人気があるようです。

時間	コース内容
午前の部：8：30～午後の部：13：00～	お迎え（スタッフがご自宅までお迎え）
午前の部：9：00～午後の部：13：30～	到着後に健康チェック（血圧や脈拍、体温などの測定を行い、体調を確認する）
午前の部：9：15～午後の部：13：45～	ストレッチ・マシーントレーニング（ストレッチで準備体操を行い、筋肉をほぐすその後マシントレーニングで足腰を鍛える）
午前の部：10：20～午後の部：14：50～	休憩
午前の部：10：30～午後の部：15：00～	ストレッチ運動（全身のストレッチで可動域訓練を行う）
午前の部：11：50～午後の部：16：20～	運動メニュー終了後、再び健康チェック
午前の部：12：10～午後の部：15：40～	ご帰宅（スタッフがご自宅までお送りする）

認知症対応型デイサービスのスケジュール

認知症対応型デイサービスは、認知症の方を対象としたデイサービスです。少数の定員と余裕を持ったプログラムとなっています。また、認知症の方を対象としているため、ほかのデイサービスに比べて、コミュニケーションをより多く行っているのも特徴です。

時間	コース内容
9：00～	お迎え（スタッフがご自宅までお迎え）
9：30～	到着後に健康チェック（血圧や脈拍、体温などの測定を行い、体調を確認する）
9：45～	個別リハビリ、レクリエーション、入浴
12：00～	昼食
14：00～	午睡、レクリエーション、ボランティア活動、個別リハビリ、レクリエーション
15：00～	おやつ
16：30～	ご帰宅（スタッフがご自宅までお送りする）

【まとめ】自分にあったデイサービスを見つけよう

デイサービスにはいろいろな種類があり、それぞれ独特のスケジュールになっています。レクリエーションに力を入れて、利用者さんを楽しく過ごしてもらおうとしているところや、リハビリや運動に力を入れて、体力の向上に努めているところなど色とりどりです。もちろん、デイサービスの種類に応じて、そのスケジュールにも違いがあります。「デイサービスで働きたい」そのように思った方でも、種類によって「あう・あわない」があるでしょう。提供しているサービスやスケジュールを確認して、自分に合ったデイサービスを選んでください。そして「これだ！」と思うデイサービスがありましたら、さっそく近くに同じ種類のデイサービスがないか、調べてみましょう。

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