介護の仕事内容

【2023年最新版】介護従事者必見!高齢者が盛り上がる7月におすすめのレクリエーション

7月は高齢者が暑さで体調不調になりやすい時期でもあります。そのため、外出は控えて施設内で過ごす時間が増えるでしょう。しかし、せっかくなら利用者にも夏らしさを感じて欲しいですよね。この記事では7月におすすめのレクリエーションについて紹介します。レクリエーションにも季節感を取り入れたいと考えている方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。

求人を紹介してもらう

介護施設におけるレクリエーションの目的

そもそも介護施設ではなぜレクリエーションが必要なのでしょうか?ここではレクリエーションの目的について紹介します。

季節感のあるレクリエーションは参加率がいい!

季節感を取り入れたレクリエーションは利用者の参加率がいい傾向にあります。介護施設にはさまざまな利用者がおり、レクリエーションの参加に抵抗がある方も少なくないです。しかし、季節のイベントであれば普段はレクリエーションに抵抗がある利用者でも参加してくれることがあります。季節の行事や伝統には理由や目的があり、今までの生活の中で取り入れてきた方も多いため、抵抗を感じにくいことが理由の一つと考えられます。

見当識を改善する

季節の行事は利用者が見当識を回復するきっかけになることがあります。見当識とは今がいつでどこにいるかなどの自分が置かれている状況を把握する能力のことです。認知症などによって見当識能力の低下がみられる利用者もいます。
季節を感じるレクリエーションによって今がどんな時期なのか、四季を感じる手助けになることがあります。

7月の介護施設におけるおすすめのレクリエーション

ぐんぐん気温があがってくる7月。利用者の体調を考慮して、外出は控える施設も多いですよね。しかし、せっかく7月なので利用者に夏を感じてほしい、楽しんでほしいと思うところもあるでしょう。ここでは介護施設で7月にぜひやってほしいおすすめのレクリエーションを紹介します。

運動不足を解消!ラジオ体操

手軽に全身運動ができるラジオ体操は室内にこもりがちな夏におすすめのレクリエーションです。車いすの方や腕に麻痺がある方もできる範囲で体を動かせるため、幅広い利用者が一緒に行えます。
ラジオ体操には次のような効果が期待できるため、高齢者の怪我や病気の予防にもつながるでしょう。

【ラジオ体操で期待できる効果】
・血行を促進する
・骨粗鬆症の予防
・腰痛や肩こりを軽減する

ただし、膝関節や腰などに痛みがある方は体操によって症状が悪化する恐れがあります。利用者の体の状態を考慮しながら無理のない範囲で参加してもらうようにしましょう。

みんなで作ろう!ひんやりかき氷

夏といえばかき氷!氷を削ってシロップをかけるだけのお手軽料理なので、利用者に参加してもらうことで楽しみながら夏を味わってもらえます。利用者に手動のかき氷機を使って参加してもらえば手のリハビリにもなります。また、利用者の人数が多い場合や手指の使えない利用者がいる場合には、出店のようにシロップを選んでもらうだけでもお祭り気分を感じてもらえるでしょう。

「自分で作る」という体験は利用者に達成感や前向きな気持ちを持ってもらうことにもつながります。

室内に天の川を!七夕飾り

7月7日は七夕。利用者が実際に夜に星空を見ることは難しいと思いますが、それなら室内に天の川を作ってみませんか?
黒や紺色の大きな模造紙(または布)を用意し、七夕飾りを飾りましょう。吹き流しや提灯など折り紙で飾りを作れば手指のリハビリテーションにもなります。七夕といえば短冊というイメージを持つ利用者も多いでしょう。笹を用意して飾りと短冊を飾るのも季節感があっていいですね。

土用の丑の日なら!うなぎ釣りゲーム

土用の丑の日にちなんでうなぎ釣りゲームはいかがですか?材料は新聞紙だけ!細くちぎった新聞紙をうなぎに見立てて、細い棒ですくい上げた数を競うゲームです。棒も新聞紙を丸めて棒状にすれば簡単に作れます。新聞紙をすくい上げるためには細かい腕や指の動きは必要になるため、リハビリテーションにもつながります。もし用意する時間があれば、マグネットを使って魚釣りの雰囲気をより感じられるゲームにするのもおすすめです。魚の形に切った画用紙と糸を垂らした棒を用意し、それぞれの先にマグネットをつけることで本当に魚が釣れるような感覚を楽しむことができます。利用者に道具作りから参加してもらえば、準備もレクリエーションになりますね。

7月といえば?山手線ゲーム

山手線ゲームはお題に合わせて順番に答えを言っていくゲームです。山手線ゲームは費用も道具もいらないので、手軽に取り入れられるレクリエーションと言えます。頭を使うので高齢者の脳の活性化にもつながります。「7月」や「夏」というお題にすることで利用者の想像力を刺激しながら、夏という季節を感じられるようにしましょう。ただし、ゲームに失敗してしまうと利用者のプライドを傷つけてしまう恐れもあります。勝敗を決めることが目的ではないので、答えに詰まってしまうような場面では答えに誘導できるようにしましょう。

7月のレクリエーションで注意するポイント

7月のレクリエーションは暑さもあるため、利用者の体調に気をつける必要があります。ここでは7月のレクリエーションで注意するポイントを紹介します。

熱中症や脱水

暑さで水分を奪われる夏の時期、特に高齢者は熱中症や脱水に注意が必要です。高齢者は体温調節機能や温度を感じる感覚が衰えているため、熱中症になりやすい傾向があります。特に涼しい室内にいると喉が乾かずにいつの間にか脱水症状が起こる危険性もあるでしょう。
一日1.5リットルを目安に利用者に水分をとってもらうようにしましょう。特にレクリエーション中は集中して水分をあまりとらない利用者も多いです。夏場のレクリエーションでは水分補給の機会を設けて、意識的に水分をとるように促すようにしましょう。

食中毒

夏場は食中毒が一番多い時期です。O-157などの食中毒は高齢者が感染すると重症化の恐れもあります。食事前の手洗い・うがいに気をつけましょう。また、レクリエーションとして利用者が調理を行うような場面では食品の衛生管理はもちろんのこと、調理前の手洗いも徹底するようにしましょう。

蒸れやかぶれ

汗をかいたり、蒸れたりしやすい夏の時期は肌のかぶれにも注意が必要です。高齢者は肌が弱くなっていることが多く、回復にも時間がかかります。特におむつをはいている利用者のおむつかぶれに気をつけましょう。レクリエーションが長引きそうなときは前もっておむつ交換をしておくなど、利用者の排泄状態にも気を配る必要があります。

まとめ

この記事でおすすめする7月のレクリエーションは次のとおりです。

【7月のレクリエーション】
・ラジオ体操
・かき氷作り
・七夕の飾りつけ
・うなぎ釣りゲーム
・山手線ゲーム

レクリエーションは高齢者の身体機能の低下を予防するだけでなく、見当識(自分の状況を把握する能力)の改善にもつながります。また、季節感を取り入れたレクリエーションは普段なかなか参加したがらない利用者が参加するきっかけにもなります。
なかなか外出の難しい暑い夏ですが、レクリエーションを工夫するだけで利用者に夏を感じてもらうことができるでしょう。ぜひ利用者に楽しんでもらえるレクリエーションを取り入れてみてくださいね。

「ミラクス介護」では、あなたの転職活動を求人紹介から入職決定まですべて無料でサポートさせていただきます。

ミラクス介護とは?

ミラクス介護の特徴

  • 介護職がおすすめする求人サイトNo.1(実施委託先:日本トレンドリサーチ 2020年1月実施:サイトのイメージ調査)。
  • 介護業界では最大級の求人数を保有しています。
  • 介護の専門知識を有するコンサルタントがサポート。

「ミラクス介護」に登録するメリット

  • 求人情報には載っていない、評判や施設情報を提供します。
  • 無料で履歴書・職務経歴書を添削します。
  • 無料で面接対策をサポートします。
  • 登録した方限定で、ご案内可能な求人があります。

上記の特徴のようにあなたの転職を全力でサポートさせていただきます!

伺った希望条件からピッタリの求人をピックアップすることやお給料・勤務時間などの待遇面の交渉などをあなたに代わって、弊社のコンサルタントが行います。きっとあなたが希望するお仕事を見つけることができます。

ご相談をお待ちしております!

ミラクス介護 無料登録