デイサービス看護師の仕事内容は？メリットや働く方法も解説

「デイサービスで看護師として働いてみたいけど、実際どんな感じなのかわからなくて不安」と思っている方もいるのではないでしょうか？
デイサービスで看護師として働きたいと思ったなら、まずは情報収集したいものですよね。そこで、この記事では、デイサービスで働く看護師の仕事内容や給料、働くメリットなどを解説していきます。また、デイサービスの看護師として働く方法も紹介していきますので、ぜひご覧ください。

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デイサービスの看護師の仕事内容や給料
1. 仕事内容
2. 給料
デイサービスの看護師として働くメリット
デイサービスの看護師として働くデメリット
デイサービスの看護師として働く方法
まとめ

デイサービスの看護師の仕事内容や給料

デイサービスの看護師として働きたいと思ったら気になるのは、仕事内容や給料などです。そこで、ここからはデイサービスの看護師の仕事内容や給料を詳しく解説していきます。

仕事内容

デイサービスの看護師の主な仕事内容は以下になります。

・利用者さんの健康状態チェック・管理
・軽度の医療行為
・デイサービス業務

デイサービスに医師が勤務していることはないため、病院のような重度の疾患を持つ患者対象に医療行為を行うなどということはありません。看護師としての業務以外にレクリエーションや食事介助の補助など、介護スタッフと一緒にデイサービス業務に入ることが多いです。また、送迎を担当する可能性もあります。

給料

デイサービスの看護師の給料は、事業所によって違います。また、公益財団法人介護労働安定センター‐令和３年度「介護労働実態調査結果」の概要についてでは、介護業界における看護職員の年収を以下のように記載しています。

６. 介護労働者全体の年収は 365 万 9292 円と微増、職種別ではサ責が 3.7％アップ介護労働者全体※１の令和２年 1 年間の年収※２（月給の者、勤続 2 年以上）は、3,659,292 円（前年度 3,644,880 円）であった。職種別（月給の者、勤続 2 年以上）では、看護職員が 4,277,122 円で最も高く、介護職員は 3,457,919 円、訪問介護員は 3,243,882 円であった。（※1）無期雇用、有期雇用ともに含み、管理職を除く。

※参考：公益財団法人介護労働安定センター「‐令和３年度「介護労働実態調査結果」の概要について」

上記のデータによると、２年以上勤務している看護職員の年収は約427万円であるということがわかります。介護職員の平均年収が約345万円であることから、介護業界で働く看護職員は介護職員よりも82万円ほど年収が高いことになります。しかし、このデータは夜勤などがある介護施設も含めての平均年収であるため、夜勤がないデイサービスの看護職員は、データの平均年収よりも低い可能性が高いです。

デイサービスの看護師として働くメリット

看護師がデイサービスで働くメリットは多いです。なかでも特にメリットであるといえることを３つ挙げました。
以下で詳しく解説していきますので、ぜひご覧ください。

夜勤がない

デイサービスの看護師として働く大きなメリットは夜勤がないことです。総合病院などで働こうと思うと、夜勤ができることを前提とされ、できない場合は就職を受け入れてもらえないこともあります。しかし、デイサービスでは前提として夜勤がないため、子育て中で夜勤ができない方などには特におすすめの働き方です。

医療行為が少ない

デイサービスの看護師は、デイサービスに通う方の健康管理が主な仕事内容になります。病院のように重度の疾患を持つ方を対象に、医療行為をする機会は少ないため病院に比べると負担なく仕事をすることができます。

やりがいがある

デイサービスに通う方の健康管理を行うことで、笑顔で日常生活過ごせるように支援するのがデイサービスの看護師の役割です。利用者さんから「ありがとう」などと感謝されたり、笑顔になる場面を見られたりすることで、高いモチベーションを保ちながら働くことができるでしょう。利用者さんの生活の質を上げる意味でも、デイサービスの看護師は重要な役割を担っています。日常生活に深く関わってサポートした結果、利用者さんの笑顔に繋がる場面に遭遇するとやりがいに感じられるものです。

デイサービスの看護師として働くデメリット

デイサービスの看護師として働くことを検討しているなら、デメリットとなりうることも把握しておいたほうが良いでしょう。ここからは、デイサービスの看護師として働いたときにデメリットとなりうる懸念点を紹介していきます。

給料が少ないこともある

デイサービスの看護師は、総合病院に勤務する看護師に比べ給料が少ない可能性が高いです。そのため、大変な思いをしてでも多く稼ぎたいと思う方には、不向きかもしれません。給料は病院勤務より低くなっても自分のペースで仕事をしたい人に向いている働き方であるかもしれません。

看護師業務以外の仕事も多い

デイサービスの看護師は、医療的な仕事だけでなく、レクリエーションの補助や食事の配膳など、ときとして介護スタッフのサポートにまわることもあります。いわゆる医療的な看護師業務は、一般的な病院より少ないため、それに張り合いがないと感じる方もいるかもしれません。逆に看護師業務以外の仕事も楽しんでできる方であれば、デイサービスの看護師に向いているといえるでしょう。

他職種との連携が大変

デイサービスでは、介護スタッフや理学療法士、ケアマネなどさまざまな職種の人と連携して仕事をする必要があります。連携することで、より良い介護ケアの提供に繋がるためです。しかし、その連携が大変で上手くいかないと人間関係まで悪くしてしまい辛くなってしまうことも。より多くの職種の人との連携を楽しめる方がデイサービスに向いているといえるかもしれません。

デイサービスの看護師として働く方法

デイサービスの看護師として働きたいと思っても、どのように就職したらいいかわからない方もいるのではないでしょうか？ここからは、デイサービスの看護師として働く方法を解説していきます。

ハローワークに行く

デイサービスで働きたいと思ったら、ハローワークに行ってみるのも手です。ハローワークは、さまざまな業種の求人があり、デイサービスでの求人数も多いです。就職や転職したい場合には、ハローワークの窓口に行き、自分の希望に合った職場を探してもらいましょう。

直接事業所に連絡してみる

事業所によっては求人こそ出していないものの、人手不足で困っている場合もあります。「気になるデイサービスがあったけど、求人は出ていなかった」という場合でも、直接電話してみれば案外面接を受け入れてくれることも。そのため、求人が出ていないからとすぐに諦めるのではなく、直接連絡してアプローチしてみるのも手です。