介護の悩み

社会福祉士あるある!大変なことややりがいを解説

現在、社会福祉士として働いている人にとって「あるある!」ということが溢れているのではないでしょうか?
この記事では、社会福祉士の大変なことややりがいについて解説していきます。今まさに働いている方、社会福祉士を目指す方はぜひ参考にしてみてください。

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あるある①社会福祉士の知名度が低い

国家資格である社会福祉士ですが、資格名を名乗っても、いまいちピンと来ないケースが多いです。ときには介護福祉士と間違われた経験がある社会福祉士の方も少なくないのではないでしょうか?
「看護師=病院」、「介護福祉士=高齢者施設」のように、職業で職場が連想できる資格職と違い、社会福祉士はどこで、どんな仕事をしているのかイメージが浸透していないのも一つの原因でしょう。
ここでは、社会福祉士がどのような場所でどんな仕事をしているのか紹介します。

社会福祉士の仕事内容

社会福祉士は相談援助の専門家とも言えます。困っている方々の話をきき、適切なサービスや制度につなげていきます。
社会福祉士の主な仕事は次の3つに分けられます。

①相談援助
②関係機関や家族との連絡、調整
③支援サービスの提供

この他、職場によって仕事内容は変わります。高齢者施設では介護業務を兼務することも。
仕事の幅が広いのが社会福祉士の特徴です。

社会福祉士の職場

社会福祉士は福祉に関わる高齢者、障害者、児童、貧困家庭、地域福祉など、支援の対象者が多いです。そのため、福祉、医療に関わる施設にいることが多いです。

・行政
・児童相談所
・福祉事務所
・地域包括支援センター
・高齢者施設
・障害者施設
・障害者の就労支援施設
・病院など

あるある②社会福祉士の資格を取るのが大変

社会福祉士は国家資格です。そのため、資格の取得は簡単ではありません。

社会福祉士になるためには

社会福祉士になるには国家試験に合格する必要があります。また、国家試験もだれでも受けられるわけではありません。厚生労働省が指定する受験資格が必要となります。福祉系の学校を卒業する、養成施設に通う、実務経験年数など、ルートによって必要となる受験の条件が異なります。

社会福祉士の合格率

令和4年の社会福祉士国家試験の合格率は31.1%という結果でした。社会福祉士国家試験の合格率は毎年30%前後を推移しており、難関資格だと言われています。そのため、受験勉強に時間と労力をかなり使う方も多いのではないでしょうか。

※参考: 厚生労働省「第34回社会福祉士国家試験合格発表

資格取得後も勉強が必須

社会福祉士として国家資格は永年有効です。しかし実際のところ、介護保険は3年に一回、医療保険は2年に一回など、福祉・医療制度は目まぐるしく変わっていきます。適切な援助をしていくには、制度やサービスを熟知していることが前提となります。そのため、社会福祉士は資格取得後も常に勉強する姿勢が必要となります。

あるある③対人関係のストレスが多い

どんな職業でも対人関係のストレスは大なり小なりあります。その中でも、社会福祉士の仕事はほぼ人と関わる仕事と言っても過言ではありません。そのため、様々な場面で対人ストレスを抱えることも。

利用者とのかかわり

社会福祉士の支援対象は多岐にわたります。認知症高齢者とその家族、障害者、DV被害者、児童虐待、生活保護など…生活背景や状況に山ほど課題がある困難なケースも少なくありません。そうした利用者へのサポートのためには適切にヒアリングし、必要なサービスに誘導する必要があります。
しかし、中にはスムーズなコミュニケーションが困難な利用者や、家族の問題も出てきてさらに課題が複雑化するなど、社会福祉士の労力が増すことも。利用者を適切に支援するためには、ある程度一線を引いて、第三者的視点から対応することも必要になるでしょう。

職場の人とのかかわり

社会福祉士の仕事は多岐にわたり、さらにその専門性の高さから職場でのリーダーシップを求められることも多いでしょう。また、小規模な職場では社会福祉士が自分1人というケースもあります。社会福祉士としての仕事が1人に集中し、職場の方からさまざまな依頼を受けることも。余裕が無くなってしまうと本来の目的である利用者へのサポートに目を向けられなくなってしまいます。仕事を細分化しつつ、自分1人で抱え込まないような体制作りを目指しましょう。

関連機関の人とのかかわり

社会福祉士の仕事の一つとして関連機関との連絡調整が挙げられます。立場の異なる多職種の方々とのやりとりには緊張やいつも以上の気遣いもあるでしょう。こちらの現状や考えを伝えつつ、相手にお願いする立場の仕事も多いです。
特に、病院で働く医療ソーシャルワーカーなどは患者さんの退院先となる施設探しに大変な思いをしている方も少なくないでしょう。コミュニケーションを取りながら、良好な関係を築いていきたいですね。

あるある④やりがいがある

社会福祉士の仕事は大変なことも多いですが、その分やりがいもあります。

色々な方の生活に寄り添える

社会福祉士は様々な方々の生活に寄り添い、利用者が健康に安心して暮らしていけるようにサポートするお仕事です。そのため、利用者の人柄、家族構成、来歴、生活背景など、その方に興味を持ち、知ろうとする気持ちが大切になります。利用者とかかわる機会も多いので、感謝の言葉をいただくことも。自分がサポートした方が心穏やかに暮らせているのをみると、やってきてよかったと思えることでしょう。

評価されやすい

社会福祉士は国家資格で福祉に関する高度な専門知識と技術を持ちます。そのため、他の職種の方々からも同等の立場として専門的な意見を求められることも。求められるスキルも高いですが、その分周りからの評価も得やすいため、やりがいにもつながりますよね。

あるある⑤人材育成に携われる

社会福祉士は福祉の現場において人材育成に携わることもしばしばあります。これからの福祉業界を盛り上げていくためにも重要な役割です。

社会福祉士の育成

職場に複数の社会福祉士がいる場合には後輩の育成にも携わるでしょう。社会福祉士の仕事には正解がないものもあります。援助方法や利用者との関わり方には経験が重要になってきます。自分が培ってきた経験を元に後輩にアドバイスすることも、経験の浅い社会福祉士にとって重要な学びになります。

スーパーバイズ

社会福祉士は福祉業界のスーパーバイザーに登録することが可能です。福祉業界におけるスーパーバイザーとは、部下の教育や指導、評価を担う管理職のことです。スーパーバイザーとして部下を教育していくことで、近くで部下の成長を感じられる代え難い経験を得られるでしょう。スーパーバイザーになるには実務経験などのいくつかの条件が必要となります。気になる方はぜひ参考にしてみてくださいね。

あるある⑥キャリアアップが目指せる

社会福祉士はキャリアアップの幅が広いのも特徴です。仕事も多岐にわたるので、自分の得意分野を活かしてぜひキャリアアップを目指しましょう。

研修会や講習会でスキルアップ

社会福祉士には実務経験が重要でありますが、さまざまな事例に対応していくためには研修や講習でスキルアップを目指すことも必要でしょう。特に認定社会福祉士制度は、研修を受けることで複雑化した課題にも対応できる、リーダーシップを発揮できる社会福祉士を目指す認定制度です。今後の仕事の幅を増やしていくために認定取得を目指すのもおすすめです。

社会福祉士として独立も可能!

社会福祉士は自分で社会福祉士事務所を立ち上げて独立することも可能です。また、フリーの社会福祉士として行政などから請負業務を受ける形で独立する方もいます。

まとめ

社会福祉士あるあるについてまとめましたが、いかがだったでしょうか?
この記事のポイントは次の3つです。

・社会福祉士は勉強し続ける必要がある
・社会福祉士は評価されやすく、やりがいがある
・独立やキャリアアップを目指すことも可能

社会福祉士は大変なことも多い職業ですが、やりがいのある仕事です。職場や自分次第で仕事の幅は広がっていきますので、どんどんチャレンジしていってくださいね。

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