介護のキャリアアップ

介護福祉士の資格とは?仕事内容や1日のスケジュールを紹介

介護に関する資格のひとつに、介護福祉士があります。この介護福祉士とは、どのような資格でしょう。本記事では、介護福祉士の仕事内容や1日のスケジュールについて紹介します。介護福祉士の資格を持っていると、仕事をするうえで様々なメリットがあります。これから介護福祉士の資格を目指す方や介護福祉士に興味がある方は、ぜひこの記事をチェックしてみてください。

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介護福祉士の資格とは?

介護福祉士は、「社会福祉士及び介護福祉士法」によって定められた、介護分野における唯一の国家資格です。介護福祉士試験に合格し登録をすることで、介護福祉士を名乗ることができます。
この法律には、「介護福祉士の名称を用いて、専門的知識及び技術をもって、身体上又は精神上の障害があることにより日常生活を営むのに支障がある者につき心身の状況に応じた介護を行い、並びにその者及びその介護者に対して介護に関する指導を行うことを業とする者をいう。」(社会福祉士法及び介護福祉士法第二条2)と書かれています。
つまり、介護福祉士とは、国が認めた介護のプロということです。無資格でも介護の仕事はできますが、介護福祉士の資格を取得することによって、より専門的な仕事を行えるようになります。それでは、介護福祉士はどのような仕事を行っているのでしょう。次は、介護福祉士の仕事内容を紹介します。

介護福祉士の仕事内容

ここでは、介護福祉士の仕事内容について解説します。介護福祉士の仕事内容は以下の3つに分けられます。

  • 介護業務
  • 介護技術の指導
  • チームマネジメント

それぞれ詳しく解説していきます。

介護業務

介護福祉士は、介護が必要な人に対して食事や入浴、排泄介助といった介護業務を行います。直接的な身体介護の他に、掃除や洗濯、買い物といった生活支援も重要な業務です。介護福祉士はこれらの介護業務をただ行うのではなく、ひとりひとりの状況に合わせて行います。その人がその人らしく生活するために、最適な介護を提供するのが介護福祉士の仕事です。

介護技術の指導

介護業務を行うことだけが介護福祉士の仕事ではありません。介護業務の他に介護技術の指導をすることも、介護福祉士の仕事のひとつです。介護福祉士は、介護を必要とする人やその家族に対し、介護方法をアドバイスしたり相談に乗ったりします。また、同じチームの介護職員に対し介護技術を教えチームケアを行うことも、介護福祉士の役割のひとつです。

チームマネジメント

介護福祉士は、チームのリーダーとしてチームマネジメントを行います。介護はひとりで行うものではなく、チームで行うものです。よりよい介護をするためには、チームケアが欠かせません。チームには様々な介護スタッフがいます。それぞれのスタッフが力を発揮できるように、専門的な視点に立ってチームをマネジメントするのが、介護福祉士の役割です。では次に、介護福祉士の1日のスケジュールを紹介していきます。

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介護福祉士の1日のスケジュール

介護福祉士の1日のスケジュールを紹介します。介護福祉士の仕事内容は、勤務先によって様々です。ここでは、デイサービス、特別養護老人ホーム、訪問介護で働く介護福祉士の1日のスケジュールを例にあげて紹介します。

デイサービスの1日のスケジュール

デイサービスで働く介護福祉士の1日のスケジュールは、以下の通りです。

8:30利用者の送迎
9:30健康チェック・お茶の提供・排泄介助
10:30体操・レクリエーション
11:30昼食準備・食事介助
12:30休憩
13:30入浴介助
15:00お茶、おやつの提供
16:00排泄介助
16:30利用者の送迎
17:00記録・後片づけ・申し送り
17:30帰宅

介護業務の他に自宅と施設の送迎業務があるのが、デイサービスの特徴です。

特別養護老人ホームの1日のスケジュール

特別養護老人ホームで働く介護福祉士の1日のスケジュールは、以下の通りです。

8:30夜勤者からの申し送り
9:00健康チェック・お茶の提供・排泄介助
10:00体操・レクリエーション
11:30昼食準備・食事介助
12:30休憩
13:30入浴介助
15:00お茶、おやつの提供
16:00排泄介助・趣味活動
17:00
17:30帰宅

特別養護老人ホームは、24時間体制で介護サービスを提供しています。ですから、シフトによっては介護福祉士が夜勤を行うこともあるでしょう。

訪問介護の1日のスケジュール

訪問介護で働く介護福祉士の1日のスケジュールは、以下の通りです。

8:30出勤・訪問準備
9:001件目訪問(洗濯・掃除・ゴミ出し)
10:002件目訪問(入浴介助)
11:303件目訪問(調理・掃除
12:30事業所に戻り休憩
13:304件目訪問(排泄介助)
15:005件目訪問(調理・掃除)
16:30事業所に戻り関係事業所との連絡・事務作業
17:30帰宅

介護が必要な方の自宅に訪問して日常生活のケアを行うのが、訪問介護の仕事です。
では次に、介護福祉士資格を取得するメリットを紹介します。

介護福祉士資格を取得するメリット

介護福祉士の資格を取得することによって、様々なメリットが得られます。ここでは、介護福祉士の資格を取得するメリットを解説します。介護福祉士を取得すると、以下の3つのメリットがあります。

  • 全国どこでも働ける
  • キャリアアップできる
  • 給料アップが期待できる

それぞれ詳しく解説していきます。

全国どこでも働ける

介護福祉士の資格があると、全国どんなところでも働けます。介護福祉士は国家資格です。ですから、介護福祉士の資格を持っていると全国どこにいても介護の専門職として認められます。たとえ一度介護の仕事を離れたとしても、介護福祉士の資格を持っていれば、またいつでも介護の場で働くことができるでしょう。パートなど様々な勤務形態にも対応しやすく、再就職もしやすい介護福祉士の資格は、柔軟な働き方がしやすい資格であるといえます

キャリアアップできる

介護福祉士の資格を持っていると、ケアマネジャーや認定介護福祉士といった資格へのキャリアアップを目指せます。資格取得にチャレンジすることで、より専門的な知識や技術を身につけられるでしょう。資格取得によるキャリアアップだけではありません。介護福祉士の資格を持っていると、事業所内でも能力が評価され、ユニットリーダーやグループ長、管理者などといったキャリアアップにもつながるでしょう。

給料アップが期待できる

介護福祉士の資格を持っていると、多くの事業所で資格手当が支給されます。資格手当が支給されることで、資格を持ってない人よりも高い給料が期待できるでしょう。また、介護福祉士の資格を持っていると、事業所内で役職につくことが多いです。役職がつくと、役職手当などによる給料アップも期待できます。

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まとめ

介護福祉士の資格について解説しました。日本の高齢人口は急速に増加しています。ですから、高齢者の生活をケアする介護福祉士は、これからの社会になくてはならない資格です。介護福祉士の資格を取得することによって、より専門的な介護の知識や技術が身につき、介護のプロとして活躍が期待できるでしょう。これから介護の仕事をしようとお考えの方は、介護福祉士の資格取得を目指してみてはいかがでしょうか。

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