【2023年最新】看護師の給料事情は？給料アップ方法も解説

看護師を目指したいけど、「実際もらえる給与額はどれくらいなのだろう」と気になっている人もいるのではないでしょうか？
看護師の実際の給与額を知りつつ、給料アップの方法があるなら知りたいところですよね。そこで、この記事では、看護師の給料事情や給料が多い職場、給料アップ方法を解説していきます。看護師として高収入を目指したい方は、ぜひ参考にしてみてください。

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看護師の給料事情
看護師の給料が高い職場
職場変更以外で給料アップを目指す方法
まとめ

看護師の給料事情

看護師の給料事情は時代によって若干の違いがあるものの、基本的に高収入な職種であると言われています。ここからは、平均給料額や手当など、看護師の給料事情を厚生労働省ＨＰを引用しながら詳しく解説していきます。

看護師の平均給料額

厚生労働省HPに記載されているデータによると、看護師の20〜24歳平均月収額は32.5万円、55〜59歳平均月収が46.9万円と年齢によって、大きく違いがあるのがわかります。

※参考：厚生労働省「図表1-2-25　看護師の年齢階級別平均賃金（役職者含む）（月収換算）」

表を見る限りでは、産業に比べ看護師は20代から比較的高収入を得ることができる仕事であることがわかります。しかし、55歳～59歳の46.9万円と大きく差が出ているのは、キャリアによるものであるともいえるでしょう。キャリアを積めば比較的、給料アップはある程度見込めますが、そのためのスキルアップも大切です。

看護師に多い手当とは

看護師の給料額は手当によっても左右されます。
特に、給料に大きく関わる手当は以下のとおりです。

・夜勤手当
・残業手当
・資格手当

24時間運営している病院や施設では、夜勤があることが多く、夜勤をするとそれだけ手当がつくため高収入を狙うことができます。また、看護師の仕事は多忙で残業も多い可能性が高いため、その手当で給料が高くなることもあります。

看護師の給料は職場にも左右される

看護師の給料額はキャリアだけでなく、職場によっても違います。看護師が活躍する場はさまざまですが、高収入を狙うなら職場選びも大切です。
以下では、看護師が高収入を狙える職場を紹介していきます。

看護師の給料が高い職場

看護師はもともと給料が比較的高い職種ですが、勤務先の選択も重要です。勤務先によって、昇給の仕方にも違いがある可能性が高いため、就職前のリサーチも大切になります。
以下では、なかでも比較的高収入が期待できる看護師の職場をまとめました。

・総合病院
・クリニック
・市立・県立病院

これから３つの職場について詳しく紹介していきます。

総合病院

看護師の就職先としても多い総合病院では、比較的高い給料をもらうことができます。また、夜勤や研修、残業があることも多いため、ある程度ハードであることは覚悟しなくてはいけないかもしれません。しかし、夜勤や残業代が多くつく可能性があり、高収入が期待できます。また、総合病院は倒産のリスクが低く、安定している面もメリットであるといえます。

クリニック

クリニックは、医師が開業している個人病院のことです。クリニックといってもさまざまですが、比較的繁盛しているようなクリニックを狙えば高収入を得られる可能性は高いです。また、クリニックは総合病院よりもスタッフ数が少ないため、主任などの役職にもつきやすくキャリアアップできるかもしれません。高収入な職場に転職したければ、給料が高いクリニックを調べて応募してみるのもおすすめです。

市立・県立病院

看護師が活躍する病院は、個人病院や総合病院の他に自治体が経営している病院も存在します。自治体が経営している病院では、準公務員として働くことができます。純粋な公務員ではないものの、準公務員として働くことで公務員と同様の待遇を受けられる部分もあるのが嬉しいポイント。また、国家公務員として働きたい場合は自衛隊病院の看護師、地方公務員として働きたい場合は公立の幼稚園や保育園の看護師として働く道があります。公務員として働くことで得られる収入は他と変わりなくても、公的機関に勤務する安定感は公務員看護師の魅力の一つです。

職場変更以外で給料アップを目指す方法

職場を変えたら高収入が期待できる可能性も高まりますが、転職はそんな簡単ではありません。転職にかかる労力は大きく、「収入は上げたいけどなかなか腰が上がらない」という方も多いと思います。その場合は、転職せずに収入を上げる方法を考えていきたいものです。ここからは、職場変更以外で給料アップを目指す方法を紹介していきます。

副業をしてみる

看護師資格を利用した副業をしてみるのも手です。例えば、看護師の資格を活かしたWebライターとして、医療メディアに記事提供するという方法もあります。看護師の資格を所有していることで信頼を得ることができ、また、経験を活かしたコラム記事などを任される可能性もあります。在宅でできるため、体力を使うことなく副業できるのもメリットです。Webライター以外で副業したい場合には、単発バイトなどがおすすめ。
本業の収入と合わせれば、高収入を期待することができます。ただし、副業を禁止している職場も多いため、始めるなら勤務先に確認しておくことが大切です。申請すれば副業が認められる可能性もあります。

投資をする

看護師としての給料に合わせて、高収入を狙いたいなら投資を始めてみるのもおすすめです。株などを勉強しながら投資を始めることで、お金についての知識を磨くこともできます。ただし、投資はリスクも存在するため、慎重に考えた上で行うのが大切です。投資についてのリスクもしっかりと勉強した上で行うようにしましょう。

資格を取る

看護師として新たな資格を取り、勤務先を変えずに仕事内容をチェンジする方法もあります。例えば、助産師資格を目指して病院内で産科勤務に変更する、または介護施設内勤務でケアマネを取り、看護師業務からケアマネ業務に変更するなど、道はさまざまです。しかし、資格取得が大幅な給料アップに繋がるとは限らないため、資格を取る前に「どれくらい給料アップが狙えるのか」確認しておくことが大切です。資格を取ることで、転職せずに職種を変えられたり、看護師業との兼務として他の職種で働けたりすることがあります。兼務として働くことで、新しい資格手当がつく可能性もあるため、資格取得を目指す場合は勤務先に確認してみると良いかもしれません。

役職につく

一番堅い方法は、看護師として役職につくことです。主任や師長、課長など、役職につくことで給料アップを狙える可能性が高いです。職場によって役職の配置に違いがあるため、就職前に確認しておくことも一つの手。比較的役職に就きやすい職場のほうが早く給料アップを狙うことができます。ただし、そのぶん責任が重くなることを覚悟する必要はあります。また、役職につくことで夜勤ができなくなるなど、制限によりいままでもらえていた手当がつかなくなることもあるため注意が必要です。

まとめ

看護師はもともと高収入が期待できる職種ですが、工夫次第で更に収入アップを狙うことができます。そして看護師として給料アップする方法は、さまざまです。看護師としての高収入を狙いたい場合は、記事を参考に、自分に合った方法で給料アップを目指していきましょう。給料に対して納得して働ける環境であることは、長く仕事をする上でも大切です。そして、看護師として患者さんが安心できるような医療環境を提供していってください。

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