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【2024年最新版】暑い8月こそ盛り上がろう!介護現場でおすすめのレクリエーション

暑さの厳しい8月は室内で過ごす時間が増えるという介護施設も多いと思います。気温で夏らしさを感じてもらうことは難しいからこそ、せめてレクリエーションで季節を感じてもらいたいですよね。
この記事では8月におすすめのレクリエーションや注意するポイントについて紹介します。夏場のレクリエーションに悩んでいるという方はぜひ参考にしてみてくださいね。

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高齢者の夏バテは廃用症候群につながる!

高齢者の夏バテはうつや廃用症候群を引き起こす可能性があります。そもそも高齢者は抵抗力や体力が低下していることが多く、夏バテを起こしやすいです。
夏バテの症状は食欲不振やめまい、倦怠感といった軽度のものがイメージしやすいでしょう。しかし、悪化すると嘔吐や下痢、意識消失といった入院が必要な危険な状態に陥ることもあります。

特に高齢者は発汗能力の低下や暑さの感覚が鈍くなるため、体の体温調節が難しいです。また、夏バテの症状はゆっくり進行するため、本人の自覚がないケースもあります。定期的な健康チェックで夏バテの早期発見が必要です。

夏バテでやる気が起きないという経験は高齢者でなくても経験があると思います。そんなときこそレクリエーションで体や脳を刺激して、利用者が元気に夏を乗り切れるようにサポートすることが大切です。

暑い夏こそレクリエーションで乗り切ろう

暑い夏は高齢者も夏バテになりやすく、倦怠感や食欲不振を引き起こす恐れがあります。暑い夏こそ工夫を凝らしたレクリエーションで利用者の体や脳を刺激して、心身の健康を維持できるように努めたいですよね。

季節の行事や習わしなどを取り入れたレクリエーションは見当識の改善につながります。見当識とは今がいつでどこにいるのかという自分の置かれている状況を把握する能力のことです。季節のイベントは今まで生活してきた中でなじみ深い利用者も多いため、季節感を感じる手助けになります。また、季節の行事を機に昔のことを思い出すなど脳の活性化や心の健康にもつながることでしょう。

介護現場で8月におすすめのレクリエーション

暑さも本番となる8月。熱中症を予防するためになるべく外出しないようにする施設も多いでしょう。ここでは室内でも夏らしさを感じられるおすすめのレクリエーションを紹介します

みんなでつくるお好み焼き

夏バテぎみの方でも食欲がそそるソースの匂い、おやつレクレーションとしてお好み焼きを作ってみましょう。料理はさまざまな細かい作業が必要なので、手指のリハビリテーションにつながります。ソースの匂いでお祭り感覚を味わえるのも非日常感を演出できていいですね。
特にお好み焼きを焼くときの動作は手首を回転させる運動にもなります。実際にお好み焼きを作るのが難しい場合は丸い紙をお好み焼きに見立てて、ヘラでひっくり返して点数を競うお好み焼きゲームに変えても楽しめます。

車いすでも安心!すいか割り

夏らしくすいか割りはどうですか?普通のすいか割りのように目隠ししながら歩くのは怪我の恐れがあるのでレクリエーション風に工夫して行います。
すいかの目の前に椅子を用意して座った状態で目隠しをし、すいか割りに挑戦してもらいましょう。これなら車椅子の方も安心して参加できます。棒を振り上げるため、必ず周りとの距離をとるようにしてください。また、柔らかい棒の使用や椅子からの落下防止に努めることで、レクリエーション中に怪我をしないように気をつけましょう。

盆踊り大会

8月といえばお盆ですね。曲を用意してみんなで盆踊りをしてみませんか?季節を感じることができ、加えて運動にもなります。なかには踊りに不安のある利用者もいるかもしれないので、見本になるように一緒に職員も輪に入って踊ると安心でしょう。
お盆は地域によって風習に違いがあったり、さまざまな思い出があるでしょう。盆踊りの後におやつ時間を設けて利用者同士が思い出話にもりあがれる機会を作るのもいいかもしれませんね。

うちわで涼しい風船バレー

座りながらできる風船バレーは多くの高齢者施設で取り入れられているレクリエーションです。そんな風船バレーを夏らしくうちわでやってみませんか?
うちわの風で風船を飛ばして次の人に回し、風船を落とさないようにするゲームです。うちわでただ仰ぐだけでなく、風の微調整も必要なので腕などの体のリハビリテーションになります。
利用者によっては腕の力が弱い方もいるので、そのときはスタッフが一緒に仰いでフォローするようにしましょう。

うなつかしい曲でカラオケ大会

盛り上がるレクリエーションとして人気のカラオケ大会。8月は夏らしい曲で盛り上がってみてはどうでしょうか?
高齢者は歌うことでさまざまなメリットを得られます。

【歌うことで得られるメリット】
・運動になる
・口腔機能の向上
・ストレス発散
・脳の活性化

この他にも、懐かしい曲を歌うことで昔のことを思い出したり、一緒に歌うことで周りとのコミュニケーションになったりするなど、カラオケは高齢者の心身にとってプラスになるものがたくさんあります。ただし、人前で歌うことに抵抗がある利用者もいるので、無理強いはしないようにしましょう。

レクリエーションはなぜ行うの?

そもそも介護施設においてレクリエーションはなぜ行うのでしょうか?レクリエーションは利用者にとって次のようなさまざまなメリットがあります。

【レクリエーションのメリット】
・身体機能の低下を予防する
・脳の活性化を促す
・やりがいや成功体験につながる
・コミュニケーションの場になる

高齢者になるにつれ、何もしなければ身体機能や脳機能は衰えていく一方です。そのため、レクリエーションを通して体や脳を働かせることで、機能の低下を防ぎます。
また、年齢とともに自分でできることが減っていくと不安や焦燥感にかられる利用者も多いです。レクリエーションによって他の人と関わり、何かを達成するという経験が自信ややりがいにつながることがあります。

8月のレクリエーションにおける介護のポイント

室内とはいえ夏場のレクリエーションでは、特に高齢者の体調に気をつける必要があるでしょう。ここでは8月のレクリエーションにおける介護のポイントについて紹介します。

利用者の体調を要チェック

夏場は高齢者が夏バテを起こしやすい時期なので、レクリエーションの前後における利用者の体調を注意深く観察するようにしましょう。特に高齢者は熱中症や脱水症状を起こしやすいです。トイレが近くなるのが嫌だと思い、水分を避ける方もいます。
夏場は特にレクリエーション中でも水分を摂る機会を作って、積極的に利用者に水分摂取を促すようにしましょう。

無理強いはしない

利用者の中にはレクリエーションに積極的に参加したがらない方もいます。あくまでも自由参加で無理強いはしないようにしましょう。
レクリエーションに参加したがらない理由は人によって異なります。体調がすぐれない方、周りの人とのコミュニケーションが苦手な方、自分の身体機能に自信がない方などそれぞれ理由があるでしょう。
なぜ参加しないのかという理由を考えて、参加してみたいと思えるようにレクリエーションを工夫するようにしましょう。

感染症に注意

夏場のレクリエーションは感染症にも注意が必要です。特に暑い時期はo-157などの食中毒が流行ります。利用者自身でおやつを作るレクリエーションなどは食材や器具の衛生管理だけでなく、調理前の手洗いも徹底するようにしましょう。

まとめ

この記事でおすすめする8月のレクリエーションは次のとおりです。

【8月におすすめのレクリエーション】
・お好み焼き作り
・すいか割り
・盆踊り大会
・うちわで風船バレー
・からおけ大会

暑い夏こそレクリエーションで利用者に楽しい気分になってほしいですね。みんなで盛り上がって夏バテを吹き飛ばせるレクリエーションを開催しましょう。

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