介護の悩み

新人介護職員で、悩みの解決策を探している方はいませんか?

「先輩職員と自分の差がありすぎて、自信がなくなった」「理想に燃えて介護の仕事を選んだけど、現実とのギャップでくじけてしまいそう」
本記事ではそのような悩みを抱えている新人介護職員に向けて、悩みやその解決策などを解説しています。ぜひ最後までお読みください。この記事を参考に目の前の大きな壁を乗り越え、介護職員として成長しましょう。

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新人介護職員にありがちな5つの悩み

介護の仕事は自分が行ったケアで、利用者さんが活き活きとしてくるのが実感できるやりがいのある仕事です。さらに、今後も少子高齢化が続く日本において、介護ニーズがは多くなる一方です。そのため、今後も安定して働けるのも魅力の一つでしょう。
それでも、実際に介護の仕事をしてみると「仕事についていけない」「人間関係がうまくいかない」など、さまざまな理由で悩んでいる方が多いのも事実です。次に、新人職員にありがちな悩みを5つ紹介します。悩みを知れば、いざ自分がその事態に直面した場合でも冷静に対処できるでしょう。

仕事についていけない

介護の新人職員は「仕事についていけない」悩みに直面するでしょう。特にオムツ交換などは、先輩職員のあまりの速さに「とても真似できない」と、自信を無くしてしまいがちです。しかし、新人職員は仕事ができなくて当然です。あせらず半年を目処に、戦力になれるように仕事を覚えていきましょう。

人間関係がうまくいかない

介護の仕事は、看護師やリハビリ職、栄養士などさまざまな職種が協働して業務をすすめます。そのため、コミュニケーションがうまくいかないと、チームがまとまらず人間関係がギクシャクしがちです。
また、介護職員同士でも、人間関係がうまくいくとは限りません。特に新人のころは、先輩職員にフォローされる場面が多いでしょう。しかし、仕事の覚えが悪く半年以上たっても戦力にならない場合は、先輩職員もフォローに疲れてしまいます。そのような場合も、人間関係がギクシャクしてしまいます。

事業所の方針についていけない

事業所の理念や運営の方法が自分の価値観とあまりにも離れているため、仕事を続けるべきか悩む方も多いようです。介護職員なら「利用者さんに寄り添いたい」「手厚いケアを提供したい」と思うでしょう。しかし事業所としては、経営についても考えなくてはいけません。そのバランスが、介護職員と事業所の間で大きく違うと「ついていけない」と感じるようになるものです。

給与や待遇が悪くてやる気が出ない

介護の業務量と賃金を比べて、割に合わないと感じている介護職員は多いようです。令和3年9月における介護職員の平均給与は323,190円で、これは一般労働者の平均賃金(307,400円)と比べても、遜色ありません。
しかし、残業代が未払いのケースや休日出勤を強いられている場合だと、「時給計算すると最低賃金を下回っていた」となるケースもあるようです。

※参考: 厚生労働省「令和3年度介護従事者処遇状況等調査結果

※参考: 厚生労働省「令和3年賃金構造基本統計調査結果の概況

業務量がキャパを超えている

介護の仕事は、オムツ交換や食事介助、入浴介助だけではありません。ケアマネジャーが開催するカンファレンスやケース会議、ときには利用者さんが急変した場合の救急搬送に付き添うこともあります。
人手不足の事業所では1人の職員が、何件も掛け持ちして業務をこなしているところもあるでしょう。休憩もとれず残業が続く状況だと、仕事を続けるか悩む職員がでてくるのは当然です。

介護に向かない人の特徴

介護の仕事が好きでも、向いているとは限りません。性格的に合わない・スキルが足りないなどの理由で、介護の仕事についていけない場合もあります。仕事がうまくいかないと、いくら介護が好きだとしても長くは続かないものです。介護に向かない人の特徴として、次のようなものがあります。

・コミュニケーション力が不足
・体力がない
・優し過ぎる
・融通が利かない

介護の仕事で悩みを抱えている方は、自分の特性を見直してみましょう。

コミュニケーション力が不足

人と話すのが苦痛に感じる方には、介護の仕事は向いていないかもしれません。介護の仕事は利用者さんに寄り添い、思いに共感するのが何より大切です。そのためには、コミュニケーションが欠かせません。
また、介護は多種多様な職種が協働して仕事をします。そのため、こまめな報告・連絡・相談が求められるのです。コミュニケーションが苦手な方やチームで連携して仕事をすすめるのが苦手な方には、向いていない仕事といえます。

体力がない

介護の仕事は、体力がない方にとって厳しいものがあります。
例えば、介護の仕事の一つに、身体の機能が衰えた方の介助があります。特に介護度が高い方の介助は力が必要な場面も多くなるため、腰痛などの悩みは珍しくありません。
また、勤務に夜勤があると、どうしても生活のリズムが乱れてしまいがちです。そうなると「いくら寝ても疲れが取れない」という悩みもでてきます。

優し過ぎる

性格が優し過ぎる方も、介護には向いていないかもしれません。認知症の方は状況判断が苦手です。自分の物が無くなったさい「あの職員に、盗まれた」と、思い込むこともよくあります。そのため、身に覚えのないことで責められたり、罵声を浴びせられたりする場合もあるでしょう。うまく受け流して対処できればいいのですが、言葉を真に受けて傷つく方もいます。認知症の方を対応するたびに傷ついていては、とうてい続けられないでしょう。

融通が利かない

マニュアル通りにしか動けない人も、介護は難しいでしょう。介護の仕事には、詳細な業務マニュアルがあります。しかし、人相手の仕事には、想定外のトラブルが多く発生するものです。ましてや、認知症の方は思いがけない行動を取ります。そのさいに、機転を利かした柔軟な対応がもとめられるのです。生真面目で融通の利かない方は、苦労するかもしれません。

新人職員の悩み解決策

新人介護職員の悩みはさまざまですが、悩みを抱えた場合はどうすればいいのでしょうか。
次に悩みの対策を紹介します。

・悩みをすべて書き出す
・相談できる人を見つける
・気分転換する
・資格を取って自信をつける
・それでも解決できないときの対処法

悩みをすべて書き出す

悩みを抱えて悶々としているときは、自分が何に悩んでいるのかを紙などに書き出してみましょう。悩みを抱えたままの状態は、精神衛生上よくありません。また、つまらないミスが増えるなど、仕事にも影響が出てきます。不安や悩みは、抱えているだけでは解決しません。悩みを紙に書いて可視化し、悩みの正体を明確にしましょう。明確になればどのように対処すればいいのか、道筋も見つけやすいものです。

相談できる人を見つける

悩みは1人で抱え込まないようにしてください。気心の知れた同僚や、信頼できる上司に相談しましょう。誰かに相談したり悩みをはきだしたりすれば、気分が楽になるものです。職場に悩みを相談できる人がいない方は、家族や仕事に関係ない知人を頼ってみてください。仕事に関係のない人からは、意外な視点からアドバイスをもらえるかもしれません。それでも、職場にもそれ以外にも相談できる人がいない方もいるでしょう。そのような場合は、厚生労働省の相談窓口や病院・カウンセリングの利用を検討しましょう。

※参考: 厚生労働省「相談窓口について

気分転換する

悩みを抱えているときは、積極的に気分転換をしましょう。疲れやストレスが貯まると、どうしても考えがネガティブになるものです。旅行するのもいいでしょう。趣味や運動に熱中するのも効果的です。気分転換のコツは、少しでも仕事を忘れることです。休日などに、仕事を忘れるくらい趣味や運動などに熱中してみましょう。

資格を取って自信をつける

新人職員の場合、仕事についていけなくて自信を無くす場合が多いと思います。そのような場合は、介護関連の資格取得を考えてみましょう。資格を取得すれば自信へとつながるだけでなく、事業所によっては資格に手当がつく場合もあります。資格が無いなら「介護職員初任者研修」や「介護職員実務者研修」で介護の基礎を学ぶといいでしょう。これらの資格取得から始めて、介護福祉士を目指してください。
すでに介護福祉士の資格をお持ちなら、更なるステップアップとして「認知症介護基礎研修」や「ケアマネジャー」をおすすめします。これらの資格は、より専門性に磨きをかけられます。自分の専門性を高めていけば、おのずと自信も深まるでしょう。

それでも解決できないときの対処法

以上の方法を試しても悩みが解消できない場合は、環境を変えるのも一つの方法です。介護の仕事と言っても、サービス形態はさまざまです。たまたま、今の仕事が合わなかったのかもしれません。ほかにも、施設の方針や理念に共感できない場合や人間関係の悪さなど、いろいろな事情があると思います。そのような悩みや不満も、転職を機に解消する可能性があります。

介護職の壁を乗り越えよう【まとめ】

介護の仕事に就いたばかりの新人職員は、仕事についていくのが精一杯だと思います。そのせいでいろいろと悩みを抱えてしまう場合もあるでしょう。
そのような時は1人で悩みを抱えず、信頼できる同僚や友人・家族へ相談しましょう。同僚や友人などに相談できない場合でも、行政の相談窓口や病院・カウンセリングに相談することをおススメします。決して1人で悩みを抱えてはいけません。
そのほかにも、趣味などに没頭して気分転換をしたり、資格を取って自信をつけたりなど、悩みを解決する方法はあると思います。
しかし、それらの方法でも悩みが解決できないなら、転職などで環境を変えるのも選択肢の一つとして考えましょう。不満や悩みを抱えて仕事をしても、自分自身の身を削るだけでいずれ心身に不調をきたしかねません。

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