介護の悩み

現役管理栄養士が教える!あるある6選!

高齢者施設で日々働く管理栄養士にはいろいろな悩みがつきものです。施設の管理栄養士は一人の勤務が多いため、誰にも愚痴や相談を言えないこともあります。
そこで今回は、介護施設で勤務している管理栄養士の「あるある」を6つ選びました。あなたの気持ちを代弁させていただき、解決方法を一緒に考えていきましょう。
また、最後に介護施設の管理栄養士の良いところも記述していますので、最後までお付き合いください。

求人を紹介してもらう

一人職種なため孤独を感じる

介護施設の管理栄養士は一人で常駐のところが多いため、一人作業が多いです。誰にも作業について相談できないため孤独を感じる事があります。多職種や事務に仕事内容の相談をしても誰もわからないので、誰に相談していいかわかりません。
また、一人のため仕事を分担することもできずとても大変です。解決方法としては、栄養士会や栄養士の研修に積極的に参加し、先輩管理栄養士と仲良くなったり、同じ職種の友人管理栄養士と連絡をとるなどして相談しましょう。最近ではSNSやコミュニティサイトもありますので、活用すると良いと思います。

国家資格なのに給料安い

国家試験で必死に勉強して合格した割には給料が安い!なぜかと言いますと、残念なことに管理栄養士の資格を必ずしも持たなくても栄養指導はできるからです。「名称独占資格」といって、管理栄養士の資格をもっていると胸を張って言えますが、実際誰でも栄養指導ができます。逆に「業務独占資格」と言い、医師や看護師などの資格を必ずもっていないとできない業務を独占できる資格があります。仕事を独占できるため給料は高くなります。
しかし、介護施設は高齢化に伴い、これから需要がますます高まります。簡単になくなる職場ではないですし、給料のアップも見込めるのではないでしょうか。また、介護施設での管理栄養士は栄養ケアマネジメントを実行することにより、施設に加算がはいるため、施設にとって管理栄養士は貴重な存在です。
 

介護現場と厨房職員との板挟み

医療職種や介護職の人から下にみられがちで、こちらの提案が伝わらないことがあります。そのため、調理師や調理員からクレームがあったりと管理栄養士は板挟みになりやすいです。
若い管理栄養士はこれが辛いと言う方もいます。
ほかには、厨房内でも調理員同士の喧嘩の仲裁にはいったり、調理師と意見が食い違ったりと、人間関係で悩むことがあります。人間関係は会社員としてつきもので、円滑なコミュニケーション能力が大事となっていきます。しかし、精神的に辛くきついものでしたら、転職を考えるのも手です。

コミュニケーション能力が必要

利用者や利用者家族に栄養ケアウランの説明をしたり、嗜好を聞いたりとコミュニケーションは必要となっていきます。それを医師、看護師、介護士、ケアマネと共有し利用者の食事について協議をしていかなければなりません。介護現場と厨房職員との板挟みでもお伝えしましたが、厨房内の職員ともコミュニケーションが必要となっています。
最初はどうしても緊張しますが、慣れていき信頼関係を築くことができれば、緊張も薄れていくのでしょう。信頼関係を上手く築くことによって、仕事がスムーズに進みます。

管理栄養士と栄養士の違いがわからない

これはよくいわれます。栄養管理士さんと呼ばれたり、栄養士さんと呼ばれたり。管理栄養士さんと呼ばれることはあまりないです。
そして、栄養士と管理栄養士の違いは、わたしたち栄養士と管理栄養士もわからないことがあります。簡単に説明すると、管理栄養士は健康な方でも傷病者の方にも栄養指導ができますが、栄養士は健康な方にしか栄養指導ができません。
しかし、なんて呼ばれようと自分の仕事を一生懸命すればいいだけです。

料理が上手だと思われている

栄養士の学校で調理実習の授業はありましたが、調理師の様に料理のプロではありません。基礎はわかりますが、料理ができない管理栄養士もいます。たまに、職場の職員に料理の相談をされたり、お昼の弁当の栄養計算をしてと言ってくる人もいますが、苦笑いです。でもここは人間関係を構築できる要素ですね。

介護施設の管理栄養士に向いているひと

高齢者が好き

おばあちゃんやおじいちゃん子の方は高齢者との関わり方を知っているので、向いていると言えるでしょう。高齢者は子供返りすると言いますが、可愛い高齢者はたくさんいます。しかし、高齢者は人生の先輩ですので、子供扱いではなく人として尊重するよう対応しましょう。

料理が好きな人

料理が好きな方は利用者に喜ばれる献立をたてることができますし、調理の戦力として活躍できます。高齢者の食事はミキサーにかけてドロドロな状態にしたり、細かく刻んだ状態にしたりするので、せっかく作ったのに・・・と思う方は諦めたほうがいいかもしれません。飲み込みに配慮する食事を作る事が私たちの仕事です。

他人と協力して仕事ができる人

介護施設の管理栄養士は厨房では調理師や調理員だったり、施設現場では多職種と関わる職だと言えます。協力して仕事をすれば、逆に協力してくれます。

スケジュール管理ができる人

一人で作業するため、お尻を叩かれることはありません。なので、自分で予定をたてないと後で後悔することになります。

勉強が好きな人

介護は医療も関わってきます。様々な疾患を持った方もいるので、医療知識も必要となってきます。医療の勉強ができますし、自分のスキルアップにもなります。認知症の勉強だったり、摂食嚥下障害の勉強は利用者にとっても多職種にとっても喜ばれます。高度な勉強となるため、転職にも有利となります。

おまけ!介護施設の管理栄養士のいいところ

管理栄養士には夜勤がない

管理栄養士はほとんど夜勤がないところではないでしょうか。体に負担がかからないため、働きやすいです。厨房の作業は委託業者がはいっている施設でしたら、施設管理栄養士は、事務作業が多く、体力的な辛さもないです。

一人作業だが、もくもくと仕事ができる

一人で作業するので孤独でもありますが、逆に言えばもくもくと自分の仕事ができる事も魅力的です。

高齢者が元気になったこと

低栄養だったり脱水だったりと様々な症状がある高齢者ですが、自分の栄養ケアによって元気になっていく姿をみると、管理栄養士をやっていて良かったと喜ぶことができるでしょう。今後のモチベーションにも繋がります。

福祉と医療の知識も勉強できる

福祉だけではなく医療分野についても勉強ができ、自分のスキルにとても役立ちます。

まとめ

介護施設の管理栄養士の「あるある」を代弁できていますでしょうか?悪い面もありますが、それを良い面と捉えることもできます。仕事での人間関係のストレスを感じたり、業務についての悩みが少しでも解決できれば良いなと思います。今の時代はSNSやコミュニティがありますので、積極的に仲間づくりをしてストレスを発散させましょう。

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