介護の転職ノウハウ

介護職の面接でよく聞かれる質問・逆質問への回答例を紹介!

介護職の入社面接を控えている人は、どんな質問をされるか不安ではありませんか?
介護職は専門性が重視される職種だからこそ、複雑な質問をされることがあります。
「逆質問」と言い、人事から応募者へ介護知識・技術に関する質問をすることも。
この記事では、介護の知識や資格を活かして面接を成功させるコツをご紹介します。

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面接の基本マナーとは?

介護職への新卒入社や転職の際の面接では、どのような対策をすれば良いのか。
介護業界も他の業界も、採用面接で大事なのは基本的なマナーです。
介護資格保持者でも、面接でのマナーが悪ければ不採用になってしまいます。

・面接官としっかり視線を合わせ、明るい表情を意識する
・はきはきした声でゆっくりと、丁寧な言葉遣いで話す
・内容は簡潔にまとめ、質問に対して結論から話す

特に介護職の採用面接では、介護への興味関心が強いかどうかチェックされます。
そのため、「別業種での経験をどう介護の仕事に活かすか」という点や「介護の時事ネタ
に対する自分の意見」などが言えると、採用者の目に留まりやすくなります。

介護職の面接でよくある質問

介護職の入社試験では、自己紹介や自身の経歴についての基本的なことから、仕事への向き合い方やストレスの発散方法に関する質問をされることもあります。
介護職の面接でよく聞かれる質問を予習し、実際の面接に活かしましょう。

①「自己紹介をお願いします」「これまでの経歴を教えてください」
自己紹介では簡潔に自分の氏名や保有資格、スキルなどを伝えましょう。「介護職を希望する理由」や「前職の経験」についても短く簡潔に説明します。

例)「〇〇と申します。私は大学卒業後、5年間通信会社で営業職として勤めてきました。
初対面のお客様へ積極的に声をかけ、自社製品を紹介することが得意です。営業で身に着けたコミュニケーション能力を、介護現場で活かしたいと考えております。本日はよろしくお願いいたします。」

②「前職で嬉しかったことはありますか?」「前職の退職理由は?」
前職で嬉しかった経験やエピソードでは、仕事への熱意や自身の仕事に対するモチベーションの上げ方を面接官にアピールします。また、退職した理由については、ポジティブな内容で答えましょう。

例)「以前勤めていた飲食店で、顔馴染みのお客様から『いつもありがとう』と日頃の頑張りを直接褒めて頂いたことで、仕事のモチベーションが向上しました。しかし、以前勤めていた業種では資格取得などの自己啓発の機会がなかったため、自己成長を目指して介護福祉士取得支援制度がある介護施設への転職を決めました。」

③「仕事でのストレス解消方法を教えてください」
介護職は利用者やそのご家族との関わりが密になりやすい仕事です。そのため、対人関係でのストレスをプライベートで解消できる人材が求められます。

例)「趣味はカラオケです。仕事で悩んだ時は、大声を出して気持ちを入れ替えます。
明日への活力にもなるため、休日は友人たちとカラオケに行くのが大好きです。」

志望動機・入社後に関する質問

志望動機では、数ある会社の中からその会社を選んだ明確な理由が問われます。また、働き方の希望を伝えることで、採用後の姿を面接官にイメージさせることができます。

①「志望動機を聞かせてください」
なぜ数ある介護事業所からその事業所を選んだのかを明確に伝えましょう。応募先の事業所の理念や方法を織り交ぜて、具体的に述べることが大切です。

例)「御社のホームページにある『先輩社員の声』を拝見させて頂きました。
無資格・未経験でも介護福祉士資格取得に向けて、ベテランの先輩方から丁寧な指導や研修を受けられるとのことで、ぜひ御社で働きたいと思い、志望いたしました。」

②「入社が決まった場合、いつから働けますか?」「残業や夜勤は可能ですか?」
面接官が採用を前向きに考えている応募者に対して、このような質問をします。早めかつ、確実に入社できる日にちをしっかり伝えましょう。

例)「来月の1日から入社可能です」「いつからでも働けます」
また、介護施設では24時間体制での利用者の見守りが必要です。そのため、残業や夜勤に入れるかどうか質問されることがあります。残業や夜勤について、応募者側から積極的に質問することもおすすめです。

例)「残業も夜勤もできます。残業や夜勤はどのような仕事内容ですか?」

介護職の「逆質問」とは?

応募者が面接官に対して質問することを「逆質問」と言います。面接では、面接官から応募者へ質問するだけではありません。介護の専門知識の有無も、逆質問で確認されることがあります。

①「何か聞きたいことはありますか?」
この質問を受けた時に絶対言ってはいけないのが「特にありません」という答えです。逆質問をしなければ、仕事に対する意欲がないと判断されてしまいます。

例)「御社の介護福祉士資格取得支援制度についてですが、介護支援専門員やサービス提供責任者へのスキルアップについても支援はあるのでしょうか?」

②「配属先の希望はありますか?」「施設形態の違いはご存じですか?」
入所施設・ショートステイ・デイサービス・訪問介護事業所。これらが併設されている介護事業所の場合、このような質問を受けます。介護知識の有無を確かめる目的や、下調べの確認も兼ねているのです。

例)「施設形態の違いにおいては、介護職員初任者研修の受講で勉強しました。
御社のユニット型特別養護老人ホームで介護の基礎を学びたいと考えております。」

想定外の質問をされた時の対処法

想定外の質問をされた時のために、まずは自分の考えをまとめておきましょう。
「なぜ介護の仕事をしたいと思い、この会社を選んだのか」「これまでの仕事で何を学んで、今後は新しい会社で何を活かしたいのか」
これらの考えがまとまっていると、一貫性を持った回答ができます。
例えば「施設形態の違いについてご存じですか?」という想定外の質問に対しても、「分からないため、職務を通じて勉強したいと考えております。」という臨機応変かつ前向きな返答をすることが大切です。そのためには、事前に自分の考えを明確にしておく必要があるのです。

介護職で採用されやすい人の特徴

介護職の面接で採用されやすい人の特徴を2つご紹介します。
採用面接に受かるためには、履歴書や身だしなみにも丁寧な気配りが必要です。

①言葉遣いや話す姿勢が好印象
・大きな声でハキハキと、聞き取りやすい声で受け答えをする
・結論から、短く簡潔に話を伝えることができる

②履歴書や身だしなみに気配りができている
・履歴書が丁寧な字で読みやすく書かれている
・服装はビジネススーツで、清潔感のあるメイクや髪型を心がける

介護職で不採用になりやすい人の特徴

介護職は人手不足と言われていますが、100%採用されるとは限りません。
介護職で不採用になりやすい人の特徴を3つご紹介します。

①言葉遣いや話す姿勢が悪い
・ため口や上から目線といった失礼な言葉遣いが目立つ
・面接官が話し終えていないにも関わらず、自分勝手に話し始める
・だらだらと自分の話をしてしまい、要点が分かりにくい

②ネガティブな印象が目立つ
・理想論ばかりで、現実的な話を一切しない
・「人間関係でストレスを感じやすい」「気が短い」など自分の短所ばかり伝える
・「給料が安いから前の仕事を辞めた」とネガティブな退職理由を強調する

③仕事に対する熱意、やる気がない
・例文を読んだだけのような志望動機で、自分の言葉を使っていない
・面接時に仕事に関する質問を一切しない

まとめ 面接前は介護知識も含めて事前勉強を

介護職の採用面接では、特にコミュニケーション能力や適性が見られます。
前向きな姿勢で、丁寧に人に接することができる人材が求められるのです。
社会人マナーはもちろんのこと、介護現場で求められる人材であることをアピールすることが重要になります。
さらには、自分自身が持っている介護知識をアピールすることも必要です。
無資格・未経験でも入社ができる介護業界ですが、介護の資格や知識を持っている人が優遇されることは間違いありません。
介護の仕事への熱意を伝えるためには、介護に関する知識を取り入れておきましょう。

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