介護の転職ノウハウ

介護転職で内定をもらった後のステップと注意点について

数ある介護職の職場で、今以上の環境があるかもしれない。そんな転職の後押しをするために、内定後の流れについてご説明します。

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介護職内定後の流れ

筆者の経験上、介護職は転職が多いイメージがあります。理由は人によると思いますが、大きな理由の1つは定着しづらいというのがあります。個人差のあることですが、職場の人間関係がうまくいかなかったり、仕事量がきつくて転職ということもよくあります。なので介護職で転職というと、割とありふれた光景であると思います。
今回は、そんな介護職の転職で内定が出た後の流れについて説明していきます。

内定通知をもらう

介護職の転職は、基本的に履歴書、もしくは職務経歴書を提出してから、数回面接をして内定という流れが主流です。筆者も、このような流れで転職を続けてきました。なので大体の場合、面接後1週間から3週間以内には何かしらの形で連絡がくるものです。電話で来ることもありましたが、ほとんどの場合書類での通知が多いです。この内定通知をもらったら次に進みます。

内定承諾

施設見学なども終えて、もしその職場で働きたい意思が固まっているのであればすぐに内定を承諾するといいです。なぜなら、条件や環境含めていい職場だった場合、すぐに空き枠が埋まる可能性もあります。そうなった場合、また最初から職場探しをすることになるので、ここしかないと思える場所なら承諾する方がいいです。

雇用契約内容を確認

承諾後は、ご自身の雇用契約内容を確認してください。例えば最初に聞いていた給与と違うことや、勤務体系と違うということもあり得ます。実際に筆者も、最初聞いていた勤務時間と違うという経験をしたことがあり、結果転職を余儀なくされました。いい職場で長く働きたいと思うなら、確認はしっかりとした方がいいです。

入社日を決める

失業中の場合、入社日は決めやすいかもしれません。しかし、在職中で転職活動をしているときはそうはいきません。前の職場との兼ね合いによっては、内定をもらえても思っていたより長くなってしまうこともあると思います。その間に、別の人が入職をしてしまって内定が取り消しになることもあります。筆者も、内定をもらえたものの在職中の職場の影響で入社日が離れてしまい、そうしてるうちに内定はなかったことになった経験があります。入社日は、確実な日程を選んで提案して入社日当日を迎えてください。

介護転職が初めてで不安な方へ

この章では、初めて介護転職をする人に向けてアドバイスや気をつけてほしいことをお伝えします。

転職の理由を決める

転職したい理由を決める必要があります。この場合、転職したい理由は大体の場合がネガティブなものだと思います。人間関係が良くなかったり、仕事の労働環境が劣悪だったりなど人によりいろいろあると思います。その転職理由を踏まえた上で、そこに重点を置いて職場探しをしてください。人間関係なのであれば、職場見学に行き職員の雰囲気とご利用者様の様子を見ることをおすすめします。労働環境が気になるのであれば、職場見学の時に職員に聞ける範囲で詳しく聞くといいです。
他にも、職場内の環境も見ておくと尚良いです。面接時の転職理由は前向きなことを伝えるべきですが、実際はいい環境を求めてするのが転職の本質の1つです。なので、仕事をしている職員の表情や、面接をしている上長の様子や話し方が高圧的でないかどうかなど細かいところまで見てください。ご自身が転職で変えたいと思っているポイントは押さえた上で、見学をしたり面接をうけたりするために、転職理由は明確にした方がいいのです。

在職中の場合に気をつけること

失業中と違い、在職中の転職をするのは大変です。筆者の場合、とある介護の会社で働いていた時の拘束時間は通勤時間を含めて朝8時から22時までの拘束時間でした。休みは週に1日か2日程度でしたから、辛い体に鞭を打って転職活動をしていました。そんな環境なので、転職となるとかなりの体力を使います。体調管理は気を付けていきましょう。

退職をどれくらい前に伝えなければいけないか確認する

筆者のようないわゆるブラックな環境だと、退職の意思は退職したい3ヶ月前に言わなければいけないところが多いです。会社的には引き止めたいところもあるので、給与の交渉や拘束時間の変更などの交渉をしてきます。その最中で納得のいく環境になればいいですが、なかなか上手くはいきません。筆者の場合、なんとしても別の環境で働きたい意思が強かったので、あらかじめ確認をしてから在職中の職場の規定通りに退職の旨を伝えました。何度か上役の人に引き止められて、条件の交渉などもされましたが意思を通して転職した思い出があります。なので余裕を持って動けるように、計画を立てて退職を伝えすようにすると良いです。

退職の意思を固めて伝える

3ヶ月前に退職を伝えなければいけない場合、たとえ内定が出ていても何かしらの条件をつけて残ってもらうようにしてくることも考えられます。そうならないように、退職を告げなければいけない期間を把握し、それに合わせて転職活動をした方がいいです。その上で、行きたい職場から内定が出たら必ず転職するという意思を固めて動くようにした方がいいです。職場によりますが、筆者は残ってほしいと打診された経験が数回ありますので、転職先に行きたいのであれば、退職の意思は固めておいた方がいいです。

円満退職を目指す

できる限り円満退職を目指してください。そのためには、退職の過程を計画的に動くことが必要です。なぜ転職をしたいのか明確にし、条件に合う転職先を探す。そして退職をいつまでに伝えるかを決めるのも重要です。希望の介護現場に内定がもらえるかどうか定かではありませんが、出来得る限りの最善を尽くしてください。そこまでやって誠意を見せて円満に退職しようとしても、反感を買うことはあるかもしれません。その場合はもう仕方ありません。あなたの人生なのですから、気にせず胸を張って次の職場に行くべきです。会社が人生を守ってくれるわけではないので、気にせず進んでください。

転職に必要な手続きと書類

では具体的に退職にはどのような書類や手続きが必要なのかを説明していきます。

職場から貸与されたもの

在職中の職場へ入職した時にもらったものを返却する必要があります。主なものは、健康保険被保険者証、社員証、職場で使った書類などです。その他にも、職場で支給された制服や施設のロッカーの鍵など、仕事で借りていたものは返却した方がいいです。

退職届

要求された場合は退職届を書くようにしてください。筆者は、介護の職場で書いた経験は数回ある程度ですが、上司に求められた場合は書いた方がいいです。

設から受け取る書類

退職日に施設から、雇用保険被保険者証と年金手帳が返却されます。その他にも退職後に郵送される書類で、源泉徴収票や離職票、健康保険被保険者資格喪失証明書がそれにあたります。離職票と健康保険被保険者資格喪失証明書はすぐに転職しない場合、雇用保険の手続きや、国民健康保険への切り替えに使用します。転職先が決まっている場合は、源泉徴収票を次の職場に提出するだけでいいので必要ありません。

まとめ

筆者も数回ほど介護の職場を転職した経験があります。いい職場に巡り会うのは難しく、転職するのも仕事と併用していると大変なため、デリケートな問題です。ですが、環境を変えることも大事です。筆者も転職を重ねた結果、いい職場に巡り合った経験があります。この1記事が読者の皆様の一助になれば幸いです。

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