介護の仕事内容

【2024年最新版】1月にオススメの介護レクリエーションについて

1月は新しい年を迎え、新年を祝うさまざまな行事が行われます。その分、介護施設やデイサービスでのレクリエーションも、普段とは異なる企画の立案が必要です。1月になると、「今年は何をすればいい?」と悩む介護職も多いことでしょう。本記事では、1月にオススメの介護レクリエーションを7つご紹介します。

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介護レクリエーションに使える1月の行事・イベント

1月は新年を迎えるにあたって、行事・イベントが多い月です。しかしながら、「新年を迎えるにあたって、特別なレクリエーションを…」と言われても、なかなか企画案が思いつかないものです。そのため、毎年同じ内容のレクリエーションを使い回しているという介護施設も多いのではないでしょうか。ここからは、介護レクリエーションに使える1月の行事・イベントを5つご紹介します。

お正月

お正月の期間は、1月1日の「元日」から1月7日の「松の内」までの7日間です。特に、1月1日から1月3日までの3日間は「三が日」と呼ばれ、スーパーや飲食店を含む多くの会社が正月休みをとります。一般家庭や介護施設などでは、1月7日の松の内が過ぎると、しめ縄や門松などの正月飾りを片付ける風習があります。

正月料理

お正月には、「正月料理」と呼ばれる以下の食べ物を食べる風習があります。

・お雑煮
お雑煮は、餅や野菜、シイタケ、鶏肉などの具材を入れた汁物です。関東地方では醤油とみりんベースの味付けに、シイタケや鶏肉、青菜などを入れます。関西地方では、白みそベースの味付けに、丸餅や大根、里いもなどを入れます。お雑煮は地域や家庭によって、味付けや具材に大きな違いがあるのが特徴です。

・おせち
おせち料理には、「めでたさを重ねる」という意味があり、重箱に詰めるのが一般的です。重箱には3つの段があり、それぞれに詰める食材の一例は以下の通りです。

【一の重(いちのじゅう)】
・祝い肴:数の子や黒豆
・口取り:紅白かまぼこや栗きんとん

【二の重(にのじゅう)】
・焼き物:海老や鯛
・酢の物:紅白なます

【三の重(さんのじゅう)】
・煮しめ:筑前煮
・七草がゆ

七草がゆとは、「春の七草」と呼ばれる、せり・なずな・ごぎょう・はこべら・ほとけのざ・すずな・すずしろの7種類の野菜を入れたお粥のことです。七草がゆにはお正月のごちそうで疲れた胃を休めるという言われがあり、1月7日に1年間の無病息災を祈って食べる風習があります。

正月飾り

日本では古くから、正月飾りを各家庭や会社などに飾って新年の神様をお出迎えするという風習があります。正月飾りには、主に以下の3つがあります。

・門松
年神様をお出迎えする際の目印になる正月飾りです。冬でも生命力あふれる緑色の松と、成長が早い竹を使って作られており、長寿や家庭・商業の繁栄を願って飾られます。

・しめ飾り
しめ飾りは、神様の領域であることを示す正月飾りです。神社や各家庭で神様が安心して過ごせるよう、願いを込めて玄関や柱に飾ります。

・鏡餅
鏡餅は、神様へのお供え物です。1月11日の鏡開きを迎えたら、お供えしていた鏡餅を家族全員で食べて、神様から力をもらいます。

初詣

初詣では、その地域の神様に新年のご挨拶をします。昨年お世話になった感謝の気持ちを伝え、新年1年間の無事や願い事をお祈りします。また、初詣では、おみくじで1年の運勢を占ったり、お守りを買ったりする人も多いです。

書き初め

書き初めは、平安時代から続く伝統的な風習です。「事始め」と呼ばれる1月2日に、書の上達を祈願して行われます。また、新年の抱負や目標を書くことで、心新たに1年を始められます。

1月にオススメの介護レクリエーション7選

「笑う門には福来る」という言葉のように、楽しい気持ちで新年を迎えるための、介護レクリエーションを7つご紹介します。1月のレクリエーションの企画・立案に悩んでいる方は、是非参考にしてみてください。

正月飾り作り

テーブルに置けるミニ門松や、鏡餅、しめ縄のリースなど、正月飾りを手作りします。手芸やものづくりがお好きな利用者様に、大変好評です。材料は紙粘土や折り紙など、100均の商品だけでも十分揃います。「手指がうまく動かせない」「細かい工作は苦手」という利用者様には、干支のイラストを使った塗り絵がオススメです。お正月らしい季節感のある小物が完成するだけでなく、利用者様の手指のトレーニングや集中力アップにもつながります。

書き初め

書き初めは、今年1年の抱負や目標を書くことで知られる、お正月の風習の1つです。認知症の利用者様でも、書道では墨で手や顔を汚したりしません。それは、子供の頃から長らく書道を習い、字を書くことが習慣づいているからです。書き初めを行うことで、利用者様の潜在能力を引き出したり、昔の思い出話に花を咲かせたりと、さまざまなメリットがあります。

絵馬作り

絵馬は本来、初詣の際に願い事を書いて神社に奉納するものです。願い事を書いたり、好きなイラストを描いたりと、利用者様が思い思いに作成した絵馬を飾ると、一気にお正月らしい雰囲気になります。感染症のまん延防止のため、初詣に行けない場合でも、手軽に楽しむことができるのでオススメです。

福笑い

福笑いは、利用者様同士の交流を深めるためのレクリエーションにオススメです。いろんなイラストを印刷してオリジナルの福笑いを作れば、飽きることなく楽しめます。

羽子板

羽子板は、椅子や車椅子に座ったままでも楽しめるため、歩行が困難な利用者様でも気軽に楽しめます。羽子板は段ボールを重ねて作り、利用者様にお好きなイラストを描いてもらうことも。羽をうつのが難しい場合は、風船でも代用可能です。

コマ回し

コマ回しは、お正月以外の時期にも昭和時代の子供に愛されてきた遊びです。コマを上手に回すにはコツが必要なため、「昔どうやって回してたっけ…」と記憶を蘇らせながら楽しむことができます。昔の記憶を蘇らせることを「回想法」といい、認知症の予防に最適と言われています。

かるた大会

お正月の時期は親戚の子供同士で集まって、かるた大会を開いた経験があるという利用者様が多いのではないでしょうか。お正月遊びの定番であるかるたですが、高齢者の方々の脳トレに最適です。集中力アップや脳の活性化が期待できます。

1月は外出レクリエーションもオススメ

お正月のメインイベントであるといっても過言ではない「神社への初詣」。しかし、新型コロナウイルス流行後は、外出自粛により、初詣レクリエーションが中止になることも続きました。施設内に神社を手作りで用意したという経験がある介護職も、意外と多いのではないでしょうか。しかし、ずっと施設内にいては、身体が弱ってしまうことも考えられます。1月は「初詣レクリエーション」として、近くの神社に出向くのもオススメです。その際は、以下の点に配慮して安全にレクリエーションを行いましょう。

・人が混みやすい日時は避ける(1月10日以降の平日昼間がオススメ)
・利用者様には十分温かい格好をしてもらう
・短時間かつ少人数で済ませる

可能であれば、マスクを着けてもらうよう、利用者様に声かけを行います。施設に戻ってきた後は、手洗いうがいも欠かさず行いましょう。

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