「体力的に、介護職を続けるのは難しいかも……」と、不安に感じていませんか?
介護職は体力を使う大変な仕事です。身体的にも精神的にも疲れてへとへとになって、それでも気力を振り絞って頑張っている方もいることでしょう。
今回は、介護職の体力にスポットをあて、体力がきついと感じる原因やその対処法などを解説します。本記事を読んで自分の体力にあった働き方を見つけ、長く介護職を続けましょう。
介護職はきつい?介護職員が辞める理由
介護の仕事はきついと言われていますが、当の介護で働く方はどのように感じているのでしょうか。
『令和3年度 「介護労働実態調査」結果の概要について』によると、介護職の方で健康面の不安を感じている人は28.1%になるようです。
※参考: 厚生労働省『令和3年度「介護労働実態調査」結果の概要について』
人手が足りない | 52.3% |
仕事の終わりに賃金が低い | 38.3% |
身体的負担が大きい(腰痛や体力に不安がある) | 30.0% |
健康面(新型コロナウイルス等の感染症、怪我)の不安がある | 28.1% |
有給休暇が取り難い | 25.6% |
病院に対する社会的評価が低い | 25.4% |
次に辞めた理由をみてみると、「職場の人間関係」が18.8%、次は「結婚・出産・妊娠・育児のため」が多く、「病気・高齢のため」と健康面の理由をあげていたのは3.0%でした。
この結果から、多くの介護職員は仕事がきついと感じながらも頑張って続けていると考えられます。
介護の疲れの原因(体力的にきついと感じるとき)
介護職員が疲れを感じるのは、以下の原因が主になります。
・身体介護が大変
・腰痛がつらい
・夜勤がきつい
身体介護が大変
身体介護は力仕事が多く体力を使います。特に以下の業務はかなりの体力を必要とします。
・入浴・排泄介助
・移乗介助
・レクリエーション
介護職員は体に負担のない介護技術を学びますが、それでも体への負担は避けられません。
腰痛がつらい
身体介助では、ときに身体の大きな方の介助を行います。自分より身体の大きな方を支えたり持ち上げたりする場面も多いため、腰に相当な負担がかかってしまうのです。また、おむつ交換も中腰での作業が長く続くため、身体への負担は相当なものになります。
夜勤がきつい
夜勤は少人数で業務を回さなくてはならず、かなりの負担がかかります。体力的な負担だけでなく、生活リズムの乱れから疲れが取れにくくなりがちです。
介護職の疲れの原因(メンタルやられると感じるとき)
介護職の疲れの原因は肉体的なものだけではなく、精神的な要素もあります。
特に以下の場合は、精神的にまいってしまうようです。
・人間関係がこじれたとき
・やりたい介護ができないとき
人間関係がこじれたとき
介護職が仕事を辞める原因の1位が、人間関係の問題です。人間関係がこじれてしまうと、「やめたい」と感じる程に精神的にも参ってしまいます。
やりたい介護ができないとき
介護職を辞めた理由で「法人や施設・事業所の理念や運営のあり方に不満があったため」と答えた方が12.1%いました。施設や事業所の方針と自分のやりたい介護が合わないと感じた場合、精神的に疲れる原因になると思われます。
※参考: 厚生労働省『令和3年度「介護労働実態調査」結果の概要について』
体力がつらいと感じた時の対処法
体力がつらいと、仕事を続けるのもしんどくなります。
ここでは体力がつらいと感じた時の対処法を紹介します。つらいと感じたら、以下の5つの方法を試してください。
・介護技術を見直す
・福祉用具を活用
・体力をつける
・環境を変える
・信頼できる人に相談す
介護技術を見直す
身体的な疲れを感じているのなら、まずは自分の介護技術を再点検してみましょう。介護の仕事を長く続けるためには、身体に負担のないように正しい介護技術の習得が大切です。介護を始めたころは、正しい介護技術をみっちり習ったはずです。それが仕事に慣れてきて、時間がかからないからとの理由で力任せでおこなっていないか、今一度確認してみましょう。自分の身を守るためにも、自分自身の介護技術を見直してみましょう。
福祉用具を活用
介護業務が大変と感じているなら、福祉用具の活用を考えましょう。すぐにリフトなどの大型機器を導入するのは難しいと思いますので、スライドボードなどから始めてはどうでしょうか。福祉用具にはさまざまなものがあります。同僚や上司などと相談しながら、現場にふさわしいものを選んでください。
体力をつける
体力のなさを実感しているのなら、体力作りを始めましょう。体力の基本は「運動」「食事」「休息」と言われています。運動する時間がない方は、日常生活のなかで運動する機会を作りましょう。例えばエレベーターを使わずに階段を使ったり、少し遠回りしたりと短い時間でも意外と運動になるものです。また、運動と同様に食事や休息も大切です。適度な運動と合わせてバランスの良い食事と十分な休息を意識して取りましょう。
信頼できる人に相談する
精神的にまいっている時に、悩みを一人で抱え込むのはよくありません。そのようなときは、信頼できる同僚や上司、友人に相談しましょう。たとえ具体的なアドバイスがもらえなかったとしても、悩みを吐き出すことで気持ちは晴れるものですよ。また、気軽に相談できる人がいない方や身近な人に相談するのを躊躇されている方は、公的機関でも悩みの相談を受け付けているので、ぜひご利用してください。
※参考: 厚生労働省「「働く人のメンタルヘルス・ポータルサイト こころの耳」
環境を変える
以上のような対処法を試してもまだ体力がつらいと感じるのなら、環境を変えるのも一つの手です。まずは体力的にそれほどきつくない、他の部署への異動を希望してください。もし希望が叶わないのなら、そのときは転職も視野に入れましょう。
介護職はキャリアアップで楽になる?
介護職の現場で働く職員は、体力的にきついものがあると思います。しかしキャリアアップしてケアマネージャーや相談員になると、資料の作成や会議といった事務作業が主になるため、体力を使う場面がかなり減っていきます。体力に自信がなくなってきた方は、キャリアアップも考えましょう。ただし体力的には楽ですが、精神的にきついと感じる方もいます。自分に合っているかどうか、しっかりと考えて決断してください。
体力の負担が少ない職場もある
体力がきつくなって仕事がつらいと感じてきたら、転職も選択肢に入れましょう。今の職場よりも身体に負担の少ない職場がありますので、そのような職場を選びましょう。介護の仕事で比較的体力を使わない職場は、以下のものがあります。
・デイサービス
・サービス付き高齢者住宅
・訪問介護
デイサービス
デイサービスは特養や老健などの介護施設に比べて、介護職員にかかる体力的な負担は低くなります。要介護度の低い利用者が多いため、身体介助の割合がかなり減るのがその理由です。また、デイサービスは基本的に日勤のみで夜勤がありません。そのため、生活リズムを整えやすく、体力的な負担は低いと感じるでしょう。
サービス付き高齢者住宅
サービス付き高齢者住宅も、体力的には楽な部類になります。サービス付き高齢者住宅は自立度の高い利用者さんが入居しているため、主な業務は安否の確認と生活相談への対応になります。介護が必要になった場合でも外部の介護サービス事業者と契約するため、サービス付き高齢者住宅職員の負担が増えることはありません。
訪問介護(生活援助)
訪問介護でも生活援助のみを行えば、体力をあまり使いません。訪問介護は身体介護と生活援助の2つがあります。そのため、生活援助の利用者さんを対象として働けば、あまり体力を使わず楽になるでしょうただし、夜間にも訪問介護サービスを提供している場合があるので、しっかり確認しましょう。また訪問先への移動に自転車を使用するかもしれません。自転車移動が負担と感じている方は、移動手段や移動距離などを前もって確認しましょう。
【まとめ】長く続けるために環境選びも大切!
介護職は体力をつかう大変な仕事です。長く介護の仕事を続けるためには、正しい介護技術で介護を行うことや福祉用具の活用が重要です。また、適度な運動や食事と休息もしっかりとりましょう。そのほかにも、悩みを一人で抱えず他の信頼できる人に相談するのも有効です。しかし、それらの方法を試してもつらいと感じるなら、転職して環境を変えるのも大切です。まずは、記事を参考にして、今すぐできる対処法から始めてみましょう。
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